やってもやっても仕事が終わらない人へ | 人生を変える「習慣化」ブログ

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習慣化コンサルタント古川が綴る「人生を変える習慣」
人生が変わった!という深い感動を共に味わう
を使命に、日々の気づきを発信しています。

 

習慣化コンサルタントの古川です。

 

日々、仕事はどんどん増えて行く。

やってもやっても終わらない。

 

残務は、累積するごとに、

脳と身体に重くのしかかり、

動きが悪くなったパソコンのように

処理スピードがどんどん落ちていく。

 

さらに感情も、残務感、未完了感があり

ストレスになっていきます。

 

終わりが見えない雪かきをしている

気分になっている人も多いのでしょう。

 

累積残務=(残務+新規依頼)−こなした仕事

 

突発仕事が多く、1日で大量に仕事が押し寄せる人は

累積残務がどんどん増えてしんどくなります。

 
ふと、考えてみると、
処理速度より依頼される仕事の量が多ければ
残務が増えるという当たり前の公式に気づくとき、
1つの手が思いつきます。
 
「入ってきた瞬間に片づける」戦略
 
です。
 
 
速攻、「今」片づけてしまう!
 
累積させず、その場で終わらせると
累積残務は増えません。
 
当然といえば当然ですが、
実は簡単ではありません。
 
完璧主義で考える人は、
「一旦持ち帰って」「準備してから」
「念のため相談してから」「一度確認してから」
「ちょっと冷静に考えてから」「全部調べてから」
 
という言葉が湧いて、保留にします。
 
そして、保留するから累積残務が増えて行く。
依頼仕事が増えるごとにどんどん重たくなり、
動きが悪いパソコンのように悪循環に入ります。
 
 
雪かきも同じでしょうが、
降ってくる雪より、掻き出す雪のほうが少なければ
雪は積もるばかりです。
 
 
大切なことは、
 
力の入れどころと抜きどころを
見極めて、力の抜きどころの仕事では、
 
「今やる!」「今決める」「その場で回答する」
を徹底することです。
 
処理速度を上げるか、
依頼される仕事を上手に断るかしか
累積残務を減らすことはできません。
 
 
依頼を断ることに限界があるならば、
圧倒的な処理速度でこなしていくことが必要です。
 
そのとき、
完璧主義から最善主義への思考の切り替えが必要です。
 
 
私の
「力の抜きどころ」という本がありますが、
まさに完璧主義と最善主義を書いた本です。
 
この本の新装版として
少し図解になり解説文がコンパクトになって読みやすい
「図解本 2割に集中して結果を出す仕事術」

が出版されました。

(すでに原著を読まれた方は完全に同じ内容なので購入されないでください。)
 
もし、すべて完璧にやろうとして、
メリハリがつかない、仕事の時間がかかりすぎる!
という方は、参考になるかと思います。
 
どうぞ、大手書店には平積みされていると思いますので
お手にとってご覧ください。