新時代、第四次元の時間術 | 人生を変える「習慣化」ブログ

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習慣化コンサルタントの古川です。

 

 

名著「タイムシフティング」に

第四次元の時間術という発想があります。

 

この切り口を、

私なりの着想も加えながら解説したいと思います。

 

 

よく、「マインドフルネス」「今この瞬間に生きる」

というと、

 

「大人は雑念に満ちているけど、子供はもっと純粋に今に生きている」

「情報化社会になってネット・スマホで複雑になった」

「お金も持つとさらに欲が増える。経済が発展する前は心があった」

「現代社会は複雑、もっと太古の昔農耕時代は豊かだった」

 

という話が出てきがちです。

(私もそういう表現を使うことがありますが。)

 

 

しかし、

時代の針を戻すことはできませんし、

その必要もありません。

 

 

仮にマインドフルで、雑念が少なくても

 

子供に戻るのがいいのでしょうか?

ネットがない時代に戻った方が豊かでしょうか?

経済発展する前に戻った方がいいのでしょうか?

情報社会より農耕時代に逆戻りしましょうか?

 

というと、NOですね。

 

 

ただし、負の側面として、

社会のスピードが速くなり、情報が増えて脳は疲弊する

という症状がある。

 

これを新時代、発展した社会において

どうやってうまく付き合っていくか、

これが第四次元の時間術です。

 

 

さて、書籍の中の

時間の次元を要約的に引用すると、

 

第一次元 原始的時間

 人間は時間と一体になり、

 自然と一体になっていたので、本質的に時間意識を持っていなかった

 

第二次元 呪術的時間

 人間はまだ個性を持たず、自然との一体感はあったものの、

 春、夏、秋、冬という円で時間感覚が出来ていた。

 人生という直線の時間感覚ではなく、サイクルがまた巡ってくるという

 時間感覚

 

第三次元 理性的時間

 概念的、合理的思考が生まれ、理性的に時間を捉えるようになった。

 自分と宇宙、自然、社会を区別して、個の人生を考える時代。

 

第四次元 統合的時間

 前段階の意識が全て存在し、1つにまとまっているので、

 過去も現在も未来も、直線に伸びる時間も、円になった時間も、

 原始的時間も呪術的時間も神話の時間も理性の時間も、全て1つに溶け合って

 一段高い新しいレベルに上がっていく。

 

 

さて、よく分かりにくいですよね(笑)

 

 

でも言わんとすることの

世界観を理解すれば、次元を上げるということ。

 

つまり、私の理解では、

 

子供のように没頭する今に生きる感覚を持ちながら、

複雑な仕事や社会に対応できるよう切り替えができる。

 

ネット社会で恩恵を得ながらも、

深淵なる静けさの時間、自然のリズムとつながる時間をつくる

 

自然の円なる時間と人生という直線の時間を

両方人生に存在させる。

 

全てを内容して、新しい今という時代にあった

時間感覚と時間術が必要なのだということです。

 

 

今日はちょっと分かりにくかったかもしれませんが、

では、ここまでにしたいと思います。

 

非常に壮大な概念のため、その全体像や言わんとするところを

ご理解いただければ幸いです。