習慣化コンサルタントの古川です。
話題が面白い人に共通することは、
「見識の広さ」より「特定の興味」に
あるのではないかと思います。
たとえば、
私の昔の上司は、
空手の有段者です。(確か3段とか4段)
また、サックスを15年来続けている人でした。
この上司の話が面白いのは、
どんな話題になっても、空手やサックスの話に
うまく繋がってきて、彼の世界観に引き込まれてしまうこと。
そう言ってみれば、
虎が竹やぶにいれば最高の力を発揮できるように
自分の得意領域を持っておく。
竹やぶとなる話の領域は1つか、2つでよかったりするものです。
ただし、本当にハマっていること、
とことん没頭してやっていることです。
大体知り合いで飲みに行ったりすると、
話題の切り口は、
「最近、○○やってる?」
ではないでしょうか?
私の場合は、
初対面の方は、
「いやー、習慣化って重要ですよねー」
「でも続かないんですよねー」
という話題が
展開されます。
知り合いならば、
最近のマイブームである、
座禅、坂本龍馬
が話の火つけポイントになります。
あの人は、○○が好きな人!
というポイントがあれば
話は盛り上がりますし、
深い話ができて喜ばれます。
ただし、これは浅く広くではなく、
狭く深くが望ましいと思います。
聞きかじりの、もしくは本で読んだ程度の話ではなく、
実際座禅の会に通ってみる、しかも1回、2回ではなく
3ヶ月、6ヶ月。
そうすると、どんどん深くなっていきます。
話題を面白くするために、
幅広く情報を知ろうと頑張りがちですが、
案外、その人の「竹やぶ領域」にこそ
魅力があったりします。
スポーツでも、
芸術でも
文学でも
なんでもいいので、
人は自分の知らないことに興味があります。
しかも深い体験と知識を持っている人の
話を聞きたくなるものです。
だから、こんなマイナーな趣味でいいのか・・・
と思いがちですが、案外相手は興味を持つものです。
大好きで、ワクワクして、深くやっていることは
話題の爆発力が違います。
あなたの話題の竹やぶは何ですか?
私なら今は「座禅」「時間術」「坂本龍馬」です。