習慣化コンサルタントの古川です。
さて、新聞を購読し続ける人は
どのように読み続けるのでしょうか?
新聞は情報の鮮度が命なので、
毎日目を通すことが重要です。
しかし、朝早く出勤しなければならないとき、
読む時間がとりにくい日もあるでしょう。
そんなとき、
緩急をつけて読むと思います。
いつもなら、全てしっかり精読する人も、
時間がないときは、トピックだけを読む。
もしくはトピックの中でも気になった部分だけを
拾い読むのです。
続く人というのは、こういう柔軟に行動に緩急をつけられる人です。
外的要因、スケジュールは基本カオスで予定通り行かないことも多い。
そこで、必要なのは状況に合わせて、柔軟に立ち回ることと、
何より行動を0にしないことです。
トピックだけでも読むのです。
一方、新聞を完璧主義で読み、緩急がつけられない人は、
「ちゃんと読むか、翌日読むか」の二択になります。
この二択になると、悪循環がスタートします。
今日は、忙しいから明日読もうと出かけます。
翌日も、残務があるから早出だと読まないとします。
3日目にさて、通常どおり読めるぞ!と新聞を読みます。
この時、一昨日の新聞から手をつける。
順番どおりちゃんと読みたいからですね。
しかし、これをやると、結局当日の分まで読めなかった
となって、累積未読が負債のように溜まって、新聞が溢れかえるようになります。
かくいう私も同じだったので分かります。
ポイントは、
「5分拾い読み」と「20分の熟読」という緩急をつける
一番最新のものから読んでバックナンバーは後にする
新聞を読む発想は、新聞にとどまらず、他の習慣にも全く同様に
応用できるでしょう。
本も同じです。
新しく買ってきた本を未読本があるからと言って後回しにすると
どんどん、熱が冷めた積ん読本が溜まっていきます。
新聞の発想を取り入れると、
1.まず最新から読む
買ってきたばかり、届いたばかりの本から読むようにします。
2.緩急をつけて読む
私ははじめに、目次を読んで、5項目に赤丸をつけて、その部分だけを
読みます。トピックス読みです。まずはこの読み方をして本の品定めをします。
3.次の機会に速読・精読・感読のいずれかで読む
本によって、速読がいいか、精読がいいか、心で読むか違います。
読み方のモードを決めてから、詳細を読みます。
あなたの習慣で緩急をつけるとしたら、
どうしますか?
ぜひ、類推して応用してみてください!