習慣化コンサルタントの古川です。
楽天の三木谷浩史は、
今や世界的に有名な経営者になられています。
サイバーエージェントの藤田社長や
GMOの熊谷社長、USENの宇野社長も
すごいですが、
ソフトバンクの孫さん、ユニクロの柳井
とともに、三木谷さんは、野球で言えば
メジャーリーグクラスだと思います。
そんな稀代の経営者の生の声が
書かれているのが、
「楽天流」という本です。
わたしが刺激を受けた箇所を是非、シェアしたいと思います。
社内公用語を英語にするという斬新な決定は、
世界100メディアでニュースになり、
国内では、非難轟々だったそうです。
それはそうですよね。
経営者というのは、強い決断の確信を持ち、
それを正解にしていく気概と覚悟、激しいコミットメント
があるのですね。
P27
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僕は人生の大半を起業家として過ごしてきた。
そのせいか、思いついたアイデアを次の日には実行に移すのが
習性になっている。
新しいアイデアを思いついたら即座にそれを実行するのだ。
社内公用語を英語にするというアイデアの場合、
(中略)
このプランがまともでないことはわかっていた。
だが、正しい解決策だという確信があった。
事前に予告することなく、僕は役員会議で
「来週から英語で会議する」と伝えた。
さらに僕は、社内公用語をやり遂げるまでの期限を設定した。
全社員に、2年以内に、役員に応じて設定されたTOEICスコアの
獲得を課した。
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当然、役員で反対意見が多かったそうです。
役員会議はいつもより2倍かかったそうです。
社員は残業が増え、英語の勉強のために、
睡眠時間が減り、家族との時間がなくなる。
当然不満を漏らすようになった。
通常業務の生産性は落ちた。
有名な大企業の社長は公に非難をした。
でも、
p38
目標を変える気はなかった。
どんな革命も簡単ではないのだ。
と締めくくっています。
革命には、
激しいコミットメントが必要。
生の声はとっても深く刺さるものがありました。