習慣化コンサルタントの古川です。
私は心理学者カール・ユングの時間の使い方を
聞いたときに、まさにこれが私の求めるリズムだと
共鳴しました。
スイスのチューリッヒ湖北岸近くの
ボリンゲンという村に、二階建ての石像家屋を建てて、
隠れ家をつくったそうです。
この隠れ家には電気が引かれておらず、夜は石油ランプと暖炉で過ごす。
このボリンゲンの隠れ家では、完全に一人で、
朝7時に起床、朝食をたっぷりとった後、
専用オフィスで2時間、執筆。
午後は瞑想するか周辺の田舎を長時間、散策。
夜10時寝る。
ユング曰く
「このタワーで得た安らぎと生き返るような気持ちは最初から強烈だった」
でもユングは、ずっと一人の生活をしたわけではなく、
むしろチューリッヒでは講義やカウンセリング、交流で大忙しだった。
チューリッヒに戻ると積極的に人と会って、カウンセリングをした。
彼は、偉大なタイプ論やユング心理学の体系をつくるために、
このクリエイティブワークとオペレイティブワークを
区別していたとのです。
さて、私もこのユングタイムを取り入れています。
午前中は、13時まで
クリエイティブワークとして、
本の執筆・連載・音声講義など、
新しいものを生み出す時間です。
午後は、14時−17時は、
コンサルをしたり、人と会ったり
プロジェクトのやりとりをしたりと
オペレーティブワークをしています。
17時ー雑用を1時間やって終了です。
このパターンを繰り返していると、
すごく充実感があります。
幸福感と創造性と生産性が
全て実現するこのパターンを見つけるのに
想像時間が経ちました。
今のところ、このリズムが私にとって最高です。
私は自分の会社なのでそれができますが、
あなたにも最高のパターンをつくることの参考になればと思います。
最高のリズムは自分の内側に聴かなければ、
絶対に見つからないと思います。