習慣化コンサルタントの古川です。
最近、自らの経験も含めて
読書の効用を考えた時に、
本を毎日読むことは
自分の中のダムに貯水するようなものでは
ないかと私は考えます。
読書のリターンは、
投資対効果、時間対効果で言えば
短期では低いでしょう。
考えてみると、
1500円の本を月10冊読むと
1年間で18万円です。
さらに90分の時間をかけると、
547時間投資することになります。
お金で18万円、時間で547時間の
見返りは1年では回収できないでしょう。
1年で言えば、10分の1以下かもしれません。
しかし、10年で見れば10倍になるのではないかと思います。
読書がなければ、
事業のアイデアも、押しつぶされそうなプレッシャーを乗り切る思考も
自分の真の声を聞く習慣もなかったでしょう。
思考力を磨く本を読んでいなければ、
突然の質問対応やコンサルティング依頼の時に
困り果てたでしょう。
「もう一歩、頑張ろう!」
と思えるのは感銘を受けた偉人のエピソードがあるから。
こうやって、10年前に読んだ本が
ダムに貯水された水のように、いざという時に
流れ込んできて、自分を助けてくれるし、高めてくれる。
良いアイデアをくれる。
もちろん、上記は、
読書×経験
という意味です。
経験や挑戦がなければ、リターンは10分の1のままでしょう。
でも精一杯挑戦する人にとっては10倍どころか、
100倍になって返ってくるのが読書のリターン。
・論理的思考力を磨く
・発想力を磨く
・精神力を磨く
・正しい考え方を築く
・心の師匠を持つ
・・・・
読書の目的は色々ですね。
でもこうして考えると、今日の一冊を
大切にして読むことができます。