習慣化コンサルタントの古川です。
日経新聞で面白い調査があったので、
それをもとに書きたいと思います。
ビジネスパーソン1797名に
調査(89%男性、女性11%)したところ、
なぜ残業が減らないのか?
次のような回答。
第1位:32% 非効率な会議・資料作成が多い
第2位:25% 仕事がこなせる量を超えている
第3位:23% 残業が奨励される風土がある
第4位:13% 残業代で手取りを増やしたい
第5位:2% 帰宅しても居心地が悪い
これは私が働き方改革コンサルティングをしていても
同じような声が上がってきます。
生活残業の声は、確かに多いけど、
13%なんですね。
そんなに多くない。
15%弱。10人いたら1ー2名いるかどうか。
それ以上に、非効率な会議や資料が多いという業務プロセスの改善
また、仕事がこなせる量を超えているという
物理的な要因に悲鳴を上げている人が多い。
業務プロセス改善だけで、57%の要因を占めています。
次に残業が奨励されている(そもそも上司が遅くまで残っている)で23%。
これも大きな要因で手を打つ必要があります。
ここまでの要因で80%。
私たちの残業を減らす活動は、
環境要因と自分要因の両方があります。
環境要因はどうしようもない部分はありますが、
業務量や非効率な会議や資料などは自分でも改善できる部分が
多分にあると思います。
また、帰りにくい雰囲気があるは、
高密度のグループコンサルティングにお越しいただいた方々も
おっしゃることです。
しかし、ほとんどは杞憂に過ぎない。もしくは実践してみたら
案外帰っても何も言われない、言われていたとしてもまあ、仕方がないか
と言い始めます。
これは行動改善でよくなっていきます。
>第4位:13% 残業代で手取りを増やしたい
これは、完全に会社のミッションですね。
>第5位:2% 帰宅しても居心地が悪い
これまた結構聞く理由です。
帰ってもやることない!
本当に2%なのかなー(笑)
実は会社によっては20%以上いる気がしています。
さて、働く時間を短くするのは自分の人生の時間の使い方
だと思います。
これまでと全く同じパターンを20年、30年続けていく人生と
1時間だけでも自分の時間をつくる人生では、
大きく違います。
1時間あったら、
何ができるでしょうか?
1時間を惰性でなく能動で使っていくと
大きな複利効果が出てきます。
子供と過ごすもよし、
読書をするのもよし。
ですね。