もし芋虫に選択の余地があるなら変わるだろうか? | 人生を変える「習慣化」ブログ

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習慣化コンサルタント古川が綴る「人生を変える習慣」
人生が変わった!という深い感動を共に味わう
を使命に、日々の気づきを発信しています。

 

習慣化コンサルタントの古川です。

 

 

「人生を変える」が

自分の使命だと思ってやっていますが、

これは結構、ご本人にとっては大変なプロセスでもあります。

 

多くの方の変化を見ていて、

最後の結果は美しくてもプロセスは、

身を引き裂くような苦しさがあるからです。

 

 

客観的に見れば、

芋虫が蝶になるプロセスは、

美しく変化している例に見えます。

 

 

 

しかし、芋虫にとっては過酷なプロセスです。

目や胸が引き裂かれて、粉々に壊れていく

恐怖の瞬間ではないでしょうか。

 

蝶になってしまえば、それも良かったと言えますが、

そのプロセスは、もし芋虫に選択の余地があるなら

このような心の声が生まれると思います。

 

「もう少し待ってみよう」「今のままではダメなんだろうか」

「なんでそこまで蝶になる必要があるのか?」

「芋虫のままで贅沢言わずに過ごしたほうがいいんじゃないか?」

「蝶になったら外敵に狙われる危険があるし。」

「蝶になる瞬間、相当痛いんだろうなー、いや^耐えられないかも」

 

 

というような声。

 

 

古い自分が壊れて、

新しい自分になる瞬間は、葛藤が生まれます。

 

 

私たちの心は、

 

「変わりたい!」

 

と同時に

 

「変わりたくない!」

 

があるからです。

 

 

変わっていくのに大切なことは、

心のそこにある、変わりたくない!

という気持ちをそのまま受容してあげることです。

 

 

「そうか、そうか!怖いよね」

と共感してあげるのです。

 

 

そうすると、徐々に

 

「でもさー、そんなことばっかり言ってても前に進まないしねー」

 

と心が反応し始める。

 

 

悩み事相談と全く同じですよね。

 

まずは共感して聴く

そして相手の中の変わりたいが全面に出てくる。

 

 

この順番で心を内観することが

変化には必要だと私は考えます。

 

芋虫のままいるも、蝶になるも

選択の問題です。