習慣化コンサルタントの古川です。
不安や未体験の恐怖に襲われた時、
拠り所にする思考は、本質と原則に立ち戻る
ことだと思います。
今、アメリカの大統領がトランプ氏になって
正直みなさん先行きが見えなくて不安ですよね。
不安になって、最悪のシナリオをメディアで
叫ばれていますが、この本質や原則はなんでしょうか?
本質や原則は、やっぱり古典にあると思います。
孫子の兵法には、
とあります。
敵という言葉を相手に置き換えて
このケースに当てはめてみるといいですね。
あまり政治のことなど語りたくはないのですが、
トランプ氏の暴言だけを見ていると
全く理解できない暴力的な人物にしか見えません。
しかし、理解しにくいけれども、
彼の発言をニュートラルに聞き、彼の経歴を見ていけば
偏狭者でない、彼なりの一貫性と主張が見えてきます。
その昔、アメリカは、第二次世界大戦で日本を知るために
米国の文化人類学者ルース・ベネディクトが
「菊と刀」にまとめたような内容を研究したと言います。
びっくりするのはベネディクトは日本に来たことがないのに
あそこまでの分析をしていること。
でも日本人の特性を細かくつかみ、
戦略に生かしました。
正直、世界情勢、私も不安です。
だからと言って不安を膨らませても意味がありません。
曖昧な状況、予測不能な状況に関しては
やっぱり情報をつかみ、相手を知ること。
トランプを知れば、もっとメディアの悲観論などではなく
自分なりに予測できますね。
トランプの論理や生い立ち、彼の考える利益が
何かを知ることからスタートするのが本質や原則に立ち戻ることかと思います。
私もトランプを知るための情報収集をしています。
(5冊の彼の本を読んでいる最中です)
いずれにしても、
政治家だけではなく、不安と予測不能性を取り除きたいなら
相手を知ること。
これは古典に立ち戻ると本質が見えてくることだと思います。
今日はトランプの話がしたいわけではなく、
本質や原則に立ち戻ることで原点思考が出来るということを
書きたかったのでした。(笑)