習慣化コンサルタントの古川です。
私たちには「見える化」すると
改善したくなる本能が備わっている。
習慣化をしていてつくづくそれを感じます。
私たちの脳は、五感の情報に反応します。
見ているもの(視覚)
聞こえたもの(聴覚)
触ったもの(触覚)
味わったもの(味覚)
匂ったもの(嗅覚)
この中で、私たちが情報を最も多く得るのは
どれでしょうか?
『産業教育機器システム便覧』によると、
視覚器官が83%、聴覚が11%、臭覚3.5%、触覚1.5%、最後の味覚が1.0%、
であるとしています。
実験の背景などはさておき、
ダントツに視覚からの情報が私たちに影響を与えています。
つまり、視覚化(見える化)すると最も強い優位感覚を
使うことができるのです。
私は、生活習慣を変えて、早起きをするときに
理想の生活スケジュールを書き、
1日の過ごし方の実際を比較することをおすすめしています。
たとえばこのような内容。
このように見える化すると、
違和感とズレを修正すべく改善したくなりませんか?
また、高密度仕事術では、時間簿ということで
やっていることを見える化します。
毎日、23時ぐらいまで突発業務に振り回されている
営業の田中さん。
なんとなく忙しいと振り返ることなく、
働く田中さんもこのように時間簿をとって見える化すると
改善のポイントが見えてくるのではないでしょうか?
見える化すると、改善せざるを得ない本能に火が付きます。
軌道修正をして理想と現実のギャップを埋めたくなるのが
人間の性です。
だからこそ、記録し見える化する。
その結果として私たちはどんどん改善して
より良い生活習慣になっていきます。
ぜひ、記録して見える化してみてください。
また、そんな見える化への想いから
続ける習慣、やめる習慣、早起きの技術の
実践ワークブックとして、新しく発売した新刊。
視覚化するのに3ヶ月間、書く習慣を身につけるのに
最適です。
いずれにしても、見える化すれば習慣化したくなるものです。
全国書店にありますので、
どうぞ手に取ってみてください。