習慣化コンサルタントの古川です。
コミットメントがないと、
絶対に変化が生まれないと思います。
フィリピンで今、過激な大統領が国際的な批判を
浴びつつも麻薬撲滅に取り組んでいます。
6月30日に就任したロドリゴ・ドゥテルテ新大統領です。
フィリピンは麻薬天国で、
300万人の麻薬中毒患者いるとされています。
人口は1億人なので、3%は麻薬中毒者。
33人に1人という割合です。
麻薬撲滅のために、
ドゥテルテ大統領は、激しいコミットメントをしています。
麻薬犯罪撲滅のため、警察官が麻薬密売人を見つけた場合
「殺害すれば報奨金を支払う」としたのです。
ドゥテルテ氏は、直ちに殺害が必要な理由について、
麻薬密売人らは他の犯罪に関わる可能性が高く、
治安悪化の原因になるというのです。
結果、現行犯をその場で402人射殺したのです。
これを恐れた中毒者や密売人が
57万人も自首してきたのです。
彼のやり方には国連がヒドすぎると
文句をつけているようですが、
やり方に賛否があっても過去の大統領は
ここまでの改革が出来なかったのです。
彼はこの政策をうつのに命をかけているはずです。
家族は常に暗殺されるかもしれないリスクにあるでしょう。
でも国を良くしたい。
国連が何か文句があったら、脱退する。
俺の国を守る!と強烈な反論をしていました。
これがホンモノの政治家だと思います。
絶対にやりきる!
いきなり激しい話でしたが、
私たちの目標達成でも同じことが言えます。
絶対に、やりきる!とコミットしている人の目は凄まじい。
すぐに
「こいつは何かやるな!」
「本気だな!」
と伝わってきます。
組織改革でも同じですが、
トップがコミットしていると、
現場は変わります。
目標達成でも戦略はイマイチ。
ノープランでも、コミットメントが激しければ
周りが見込んでくれてチャンスが舞込むことがあります。
温水プールで泳ぐことと、
激しい荒波の中を泳ぐことは違う。
荒波の中に入っていくというコミットメントは、
正直目には見えないかもしれません。
しかし、相手にはその人のオーラからコミットメントの度合いを
読み取ります。
だから、情熱の激しさ、退路を断って絶対にやりきる!
というコミットメントをすることが成功への近道です。
すぐやる!
必ずやる!
できるまでやる!
この激しさを高めましょう。
そうすれば、あとは引き寄せの法則のように
どんどん見えてきます。
退路を立って、挑んでいくと
実に不思議なことが起きてきます。
それこそ、一番の成功法則だと私は思います。