長時間労働になるだけで効率が高まらない理由 | 人生を変える「習慣化」ブログ

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習慣化コンサルタント古川が綴る「人生を変える習慣」
人生が変わった!という深い感動を共に味わう
を使命に、日々の気づきを発信しています。



習慣化コンサルタントの古川です。


自分の過去の経験で考えて見ても
高密度化は、制限をもうけたときだけにしか
起きません。



というより、キャパオーパー、容量オーバー
になって初めて人間は、減らす。



PCやipadのHDDはどうでしょうか?

私たちは取捨選択したり、纏めたりするより、
容量を増やすことを選択します。



私も10年前は朝2時まで働き、
日曜日の午前中は出社して仕事をしていました。


でも、生産性は一定のまま、容量だけが増えたのです。


どんどん増えて、仕事の時間だらけになっても
めいいっぱいまで増やす。



いよいよ行き詰まってくると、そこで気づく。

生産性を高めないと・・・
高密度化しないと・・・



でも生産性を高めるのは、働く時間を伸ばすことより心理的には苦痛です。


いつも通りのペースで、いつも通りの人と、いつも通りのやり方で
進めた方が安心。


「いつも通り」を維持する
この心理を抜け出さない限りにおいて
高密度化はあり得ないのです。



休日出勤をしていると、それが習慣になります。

そして、金曜日の夜、本当は根性で終わらせるべき仕事を
土曜日に回してしまう。


こうやって、低密度、長時間残業が出来上がってきます。




私たちは容量を一杯いっぱいまで使って、限界がきて
次に生産性を高めようと考えます。


それは何らかの制限をもうけざるを得ないときです。



分かりやすい例は、

・会社で残業制限令が出る
・ワーキングマザーの幼稚園のお迎えがある
・結婚して土日は家族と過ごす
・当日、夜から楽しみにしていたアーティストライブが18時~ある



こんなときは、高密度化をします。

初めて段取りを考えて、超集中力を発揮し、
不要な仕事は不安を抱えながらも切り捨て、今日やらなくていい仕事は明日に回す。

重要な仕事から片づけて、人に任せることもします。

メールをちょくちょく見ている暇がないので、
決めた時間だけ見る。



こんな、高密度化への意識は、

制限があるときだけ発動します。


高密度化のマインドが発動する環境は、
絶対的に制限があるときだけです。



制限をもうけなければ、生産性は変わらない。


これは多くの高密度化コンサルティングをやっていても
言い切れる真実です。


でも、他人から決められるのではなく、
自分で決めましょう。



理想の退社時間を。


そして極限まで生産性を高め仕事で成果を出し、
且つ、自分のための時間も確保する!!


退社時間を絶対にコミットすること!!

これにつきます。