私たちは脳内ホルモンに支配される | 人生を変える「習慣化」ブログ

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習慣化コンサルタント古川が綴る「人生を変える習慣」
人生が変わった!という深い感動を共に味わう
を使命に、日々の気づきを発信しています。



私たちの気分や感情、行動リズム、身体リズムは、
脳内のホルモンに左右されています。


たとえば、うつ病。
これはセロトニンという脳内物質の分泌が関わっています。


依存症。
買い物依存、ギャンブル依存、アルコール依存、薬物依存。

これはドーパミンというホルモンが関わっています。


睡眠。
眠たくなるのは、メラトニンという物質が分泌されるから。
二度寝をするのは、メラトニンが脳から洗い流されていないからです。


私たちの一日の脳のホルモンと行動や感情を見ていきましょう。

もっと時間があったら!という本から引用(p25ーp29)
に詳しくリアルに書いています。

これを見ると、まるで一連の流れで体内時計とホルモンの
リズムで動いていることが分かります。

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もっと時間があったら!という本から引用(p25ーp29)

5時半。
ぐっすり寝ているが、あなたの副腎は、目覚めを促す
コーチゾンホルモンを大量に分泌している。インシュリンも血管を循環し始める。
血糖値は下がり、しばらくするとあなたは空腹を感じる


6時。
心臓の鼓動が早くなり、血圧と体温が上がる。

7時。
目が覚める。もしあなたが男性ならセックスをしたいと思うだろう。
性ホルモンのテストステロンが大量に分泌されるからだ。

7時15分
ちょっとするとあなたはちょっと憂鬱かもしれない。
体内にはまだ夜のホルモンであるメラトニンがあり、
セロトニンやベータエンドルフィンのような、元気にしてくれるホルモン分泌を
妨げているからだ。(だから、うつの人がいちばん具合が悪いのは大抵朝だ)
けれども、気分を明るくするホルモンは間もなく分泌される

7時30分
頭があまりハッキリしていない。いちばんいいのは機械的な動作をすることだ。
歯を磨く、髭を剃る、パンを切る、など。あなたは朝食を食べたくなる。

8時
メラトニンの分泌が終わる。あなたの頭はまだぼんやりしている。
新聞を読んで頭を活性化しよとする。コーヒーを飲む。
カフェインは大脳皮質に働きかけて活溌にしてくれる。

8時30分
トイレに行きたくなる。

10時30分
頭が冴える。めんどうな問題を解決するのはこのときがいちばん。
実際にあなたの作業能力は、体内時計によって最大で30%も影響を受ける。
たとえば、論理的な思考には午前中の方が適しているが、ルーチンワークは
午後の方がスムーズに片付く。

12時
気分は最高だ。それはベータエンドルフィンとセロトニンのお陰だ。
今このホルモンは脳の中でたっぷり分泌されている。
筋肉が張っているため、握手する時の力も一番強い。
イライラして指で机を叩く音も一番大きい。

14時。
内心の活力が衰えて、ぼんやり空想をしたりする。

15時30分
あなたは次第に再び活気づいてくる。

16時
反応が早くなる。キーボードを叩くと、午前中より早く打てるが、
ミスも多くなる。単純な仕事には、この頃が一番向いている。

17時
スピートをすると良い、体温は再び上昇している。汗をかくと、
およそ6時間後に体温がその分下がるので、寝付きがよくなるのだ。

18時
味覚が最も敏感になる

19時
おいしいワインを飲むならいまだ。肝臓の活動は二十時頃に一番活溌に
なり、アルコールの脱水酸素を出す。

20時。
ルーチンワークは、脳がいまでも活溌にこなせる。

21時
最初のメラトニンが分泌され、眠りの準備が始まる。
体温が下がる

22時
注意力が弱まり、気分が静まる

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3つのホルモンを覚えておくといいでしょう。

セロトニン・・・・「幸せ」ホルモン
ドーパミン・・・「快感」ホルモン
メラトニン・・・・「睡眠」ホルモン


夜寝るためには、メラトニンを分泌させる。
眠気を醒ますためにはメラトニンをなくす。
光を浴びるのが一番です。

セロトニンは運動。
ドーパミンも運動で放出されます。


どうでしょうか?

生活習慣を変えるとホルモンが変わり、
そして、感情も良くなります。


生活習慣をホルモンや体内時計の観点から見てきました。