山下泰裕の物語がすごい!感動した! | 人生を変える「習慣化」ブログ

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習慣化コンサルタントの古川です。


柔道家、山下泰裕の物語をビデオで見ました。


まさに、生きる伝説。

203連勝。外国人選手に負けなし。
ロサンゼルスオリンピック 金メダリスト。
国民栄誉賞受賞。

日本柔道が、外国勢に押されているのは、
最近のことではなく、東京オリンピックのときからだそうです。



強さもそうですが、山下泰裕のドラマが
心を打つのは、挫折との連続だったからだと思います。


モスクワオリンピックを日本がポイコットしたのが、
1980年。

この時、山下は金メダル確実。無敵の状態だったのです。
金メダルを取ることを目標に幼少期から練習をして目前でボイコット。

悔しそうに参加を訴える姿がとても印象的でした。


その後、右足を骨折。
世間からは悲劇のヒーローのように扱われていた。


1984年の念願のロサンゼルスオリンピックでは、
2回線で軸足の右の肉離れ。


足を引きづりながら、戦い抜き優勝。

国民栄誉賞をとった。


ここまでは一般的に知られる話。



もっと偉大な話は、次。


この最重量級にはもう一人の天才がいた。

斉藤仁。

ロサンゼルスオリンピック、
ソウルオリンピックの金メダリスト。


このライバルとの戦いのために、
オリンピック後、最後の日本選手権に出席するのです。


怪我をして休み、ロサンゼルスオリンピックで金メダルをとり
国民栄誉賞を取った後に。

負けるかもしれない戦いに挑むのは、
後輩の斎藤への愛。


「彼は打倒山下で頑張ってきた。私もそれで成長した。
 だから彼には勝ち逃げをしたくなかった。」


最後、斎藤との戦いを制して、引退をしたのです。



ここに偉大さがあると思います。


203連勝もすごい。外国人選手無敗も偉大。

でも、負けるかもしれない、栄光がすべてなくなるかもしれない
戦いに出掛けるこの、魂にとても心を打たれました。


偉大な物語は自分の生き方へ多くの示唆を与えてくれますね。