目の前のことに集中できない人のデメリット | 人生を変える「習慣化」ブログ

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習慣化コンサルタント古川が綴る「人生を変える習慣」
人生が変わった!という深い感動を共に味わう
を使命に、日々の気づきを発信しています。



習慣化コンサルタントの古川です。


先日、企業研修を観察者の立場で
後ろから見る機会がありました。



受講生は30代中心。
販売系のお仕事に携わっている方がメイン。



ここで目に余ったのは、ワークが終わると
スマホを見て、仕事のメールの処理をする姿。
緊急の電話がかかってきたら、退出する姿。

出たり入ったりを繰り返し、演習もそこそこに
業務のメールや電話がやたら気になっている。



こういう時に、講師としてリズムやテンポを良くしたり、
人事が携帯は出ないでくださいと禁止したりと学ぶ環境を
整えることはもちろん重要。



ただ、受講生の立場から考えて見たいと思います。

折角1日の研修に参加している。
そのため、業務が逼迫して電話ぐらいでないと苦しい。
メールぐらいすぐに返信しないと。。。。


いつもの業務のモードのまま、研修に突入しているのです。


しかし、一事が万事。
恐らく、休日でも常にスマホをいじって折角の目の前の自然や会話に
集中できていない人たちなのでしょう。


どう考えても、時間がないのは、緊急・突発に振り回されて
環境の被害者だと思っているのですが、自分でコントロールしようという
意識が低い。というか、ない。



私のセミナーでお金を払ってくる人たちは、もちろん受講中は携帯を見ない。
目の前のことに集中して学ぶ姿勢が出来ているからです。


当然お金を払っているから、土日だからもあるでしょう。



しかし、優秀なビジネスパーソンは研修中に携帯に出たり、メールを見たりせず
その場の学びに集中する。


なぜか?中長期のメリットを知っているからです。

ひたすら、目の前の雑事にヒットANDランを繰り返していると
その緊急事態だけでほぼ一日は終わり、1週間が終わり、1ヶ月が飛ぶように過ぎて行き
1年後はあー、何をした1年だったのかと空虚感だけが残ります。



目の前の緊急事項に振り回されて、もしくは単純な刺激であるスマホに
奪われて、本来の学びや静けさ・現実の直視・自分の内面との対話が
できない。


こんなことを繰り返していると、
人生はあっという間に過ぎていきます。


私たちの1日は、残された生きている日数のカウントダウンされる1日
1年となれば、もう30分の1。

今この瞬間の目の前の雑事に振り回されるということは、
今後の30年の人生の相当部分を雑事に振り回される悪い習慣にまみれることになります。


何から変えれば良いか?
緊急性中毒から抜け出す習慣が必要はありませんか?