日経新聞 家庭の学習の悩み | 人生を変える「習慣化」ブログ

人生を変える「習慣化」ブログ

習慣化コンサルタント古川が綴る「人生を変える習慣」
人生が変わった!という深い感動を共に味わう
を使命に、日々の気づきを発信しています。



習慣化コンサルタントの古川です。


小学校1年生から3年生の子どもがいる
共働き家庭の母親1千人にインターネット調査したところ、
家庭学習で53%が悩んでいるとの結果が出たそうです。



1位 だらだらし、行動にすぐに移さない 52%
2位 指示しないと動かない 36%
3位 いつも子どもを怒ってしまう 28%


家庭学習は1日平均32分だそうです。


さて、子どもの学習の習慣化はとてもテーマとしては
大きいのかもしれません。


私も、宿題は本当に嫌でした。


今、学習塾の支援をさせて頂いていますが、
大人と子どもの習慣化はやはり違う。


でも心理メカニズムは同じで、
考えて見たら、大人でも


・他人から強制された課題
・自宅で他に誘惑がある状態
・いつもガミガミいう上司がいる

という状態だと、やる気はなくなります。



だからといって宿題は自主性に任せた方がいいのか?
という議論になりそうですね。


結論は、どちらのスタイルでいくかの選択と
一貫性が大切です。


大切なのは、思想と接し方と発言が全て一貫性。


実は、企業でも自主性か強制力かは社風によります。


つまり、強制力でないと動かないと思っている会社の
社員は、短期的には自主性に任せると怠けると思っているし、
実際、行動は起こらないでしょう。


なぜか、これまでの動機づけスタイルとそれを受ける人の
習慣が形成されているからです。


一方で、社員が自発的に学習は選択して受けに来るもので、
会社は教育の機会を提供しているだけ。


こう考えている会社の社員は、確かに自分で学び取って帰って行く。


但し、強制力系の習慣を否定しているわけではなく、
大切なことは、思想とやり方と発言を全て変えないと本格的な
改革はできないし、短期ではなく、変化するまでには忍耐も重要になるということ。


子どもの宿題も同じで、
自主的にやる子どもに育てたいのであれば、
お母さんの思想から変えて行った方が結果的にうまくいくと思います。