習慣化コンサルタントの古川です。
経営者の中でもストイックな柳井正さん。
どのような働き方をされているのでしょうか?
まさに、高密度化なのです。
仕事を切り上げるのは午後4時。
6時ぐらいで帰るのは普通と答えています。
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楠木氏:きっちり午後4時にお帰りになりますね。
柳井氏:九段下に本社があった数年前は6時か7時ぐらいに社を
出ていたので、4時に帰るようになったのは、六本木ミッドタウンに移ってからです。
6時ぐらいに帰るなら、まあ普通です。
楠木氏:ご自宅では、どんなふうに過ごしてらっしゃいますか。
柳井氏:会社関係のメールを見たり、本を読んだり、テレビを見たり。
楠木氏:テレビもご覧になるのですね。それは娯楽としてですか?
それとも、何かの参考になるからですか?
柳井氏:時間つぶしですよ(笑)
僕ぐらいの年齢で仕事に本当に集中していたら、オンタイムに全エネルギーを
使い果たしますから、家に帰る頃にはぐったりしています。
テレビを眺めるぐらいしかできないほどにね。
逆に、夜もぐったりしないというのは、仕事に集中していないからですよ。
(THINK!2013年No44のインタビューより)
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帰る時間が早いのは、高密度化をするために、
必要条件です。
というより、長時間労働が出来ないほど、
単位時間当たりに集中度が高いのです。
柳井さんのように、もう抜け殻のようになって
テレビしか見れないという。。。
これぐらいに高密度は疲れますが、
この高密度化をしないと、いつまでも低生産性で長時間労働から抜けられません。
「時間と密度が勝負」と柳井さんも仰っていますが、
常に改善と挑戦を続ける姿勢が重要です。