五郎丸ルーティンはなぜできたか? | 人生を変える「習慣化」ブログ

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習慣化コンサルタントの古川です。


今をときめく、ラグビー日本代表の五郎丸選手。


ルーティンという言葉が流行語大賞にノミネートされていました。
(日常会話で私はあまり聞いたことが無かったですが。。。)


日経新聞の対談で五郎丸選手が次のように語っていました。
これは他にも応用できることです。

五郎丸
4年前までは感覚でボールを蹴っていた部分があった。
「ルーティン」ってよく言われるけど、感覚を紙に書いて自分のものにしてきました。
キックを蹴るまでの動作を4段階に分けて評価する。
例えば、1段階が10点満点中何点だったか。どこの段階がうまくいっていないか
分かるので修正しやすい。


この場合、
チャンクダウンとスケーリングが出来ています。


横文字が分かりにくいので解説します。


チャンクダウンは、固まりを小さくすること。

今回の場合でいうと、キックを蹴るまでの動作を4つの段階に分ける。
小さくして1つ1つを改善する。


たとえば、習慣化に当てはめるならば、早起き。


退社する時間、寝る時間、起きる時間、出社時間
の4段階に分けて、考えます。


そして、スケーリング。
数値化をするということです。

退社時間は理想に対して100点満点中何点か?
何が良くて何を改善すればより良くなるのか?


と考えます。

もちろん、早起きの場合はそれぞれが一連の流れで
繋がっている訳ですが、それでも寝る時間単体で考えても
その前にスマホをしているとか、すぐに寝るのがどうしても嫌だったとか
起きる時間には、仕事のことを思い出すと二度寝したとか、

細かい要因が出てくる。


これを潰すために、大切なことは気分ではなく、行動。

どのようなルーティンをつくることで、これらがうまく進むのか。
これを考えます。


私の起きる時間から仕事の時間までのスピードを早めるための
ルーティンは、10分の新聞を読み、5分の瞑想をすること。


この15分をすぐに始めると全体がうまくいきます。


ジョギングでも同じ。

走り始めたくなる、楽しく走る、終わった後爽快になる


このような3つの要因を良くするために、
何ができるかを考える。

それぞれのルーティングは何かを工夫して、
五郎丸さんのように紙に書いておき、それを繰り返す。


そのためには、理想のスケジュールを書いて、
張っておくことがおすすめです。