習慣化コンサルタントの古川です。
私たちは一瞬の選択を冷静に判断することが難しいものです。
つい、カッとなっていい過ぎてしまった。
つい、食べてしまった
つい、買ってしまった
つい、仕事を受けてしまった
つい、予定を入れてしまった
直後に後悔するのに、
その瞬間の感情をコントロールできない。
それが人間ですよね。
ただ、ここでひと呼吸置けると選択が変わります。
つい、カッとなった場合も、ひと呼吸です。
まさに呼吸を1つ数えて、息を吐き出してからいう。
これでも言い過ぎてしまうことはあるでしょう。
でも、冷静な選択を取り戻すことが何回もできるようになります。
感情のなすがままにさせない。
意思や意図を取り戻す。
いつも通りの感情・行動パターンから抜け出すことは
簡単ではありません。
だからこそ、練習が必要。
ひと呼吸置く。
その行動を取る前に5秒だけ冷静になる。
もしくは一旦保留にする。
つい、カッとなっていい過ぎてしまった
例⇒まず、状況を聞かせてと聞く側に回ることで冷静さを取り戻す
つい、食べてしまった
例⇒全部食べなくても、1つだけにしたらどうか?と考えてみる
つい、買ってしまった
例⇒Amazonなどのネットであれば、どんなものでも強制的に
お気に入りカートに入れて1日置いてから買う
つい、仕事を受けてしまった
例⇒予定を確認してご連絡しますといい、一旦判断する時間を取る。
つい詰め込んでしまう自分と対話し、もう少し余裕を持ってみたらどうかと考える。
私も仕事をつい詰め込んでしまう。
まだまだやれる!もっとたくさん達成したい!
こんな気持ちからスケジュールがいつもパンパンの状態でした。
予定を入れるときは夢いっぱいで入れるのですが、
あとでその時が近づくと、バタバタで余裕が無い。
約束の時間もそう。
時間を無駄にしないようにと、ギリギリ頑張れば間に合うスケジュールで
予定を組むことに達成感を感じているのでした。
つまり、この場合の感情の魔力は、達成感。
この達成感が作動し始めると、
予定の足し算が膨らんで行く。
このパターンを知っておけば、
明日ではダメなのか?
来週ではダメなのか?
来月ではダメなのか?
と問い直すことができます。
いつも通りの感情・行動パターンに
支配されることなく、理性を取り戻していく。
つねに小さな選択が生活と人生をつくっているのだと
気づくこと、そしてひと呼吸置く習慣をつけてみてください。