習慣化コンサルタントの古川です。
多くの夢を実現するお手伝いをしていて、
差をつけるものは何か?
結局、「想い」だと思います。
想いとは、漠然としていても
「子どもの教育をよくしたい!」とか
「多くの人の人生を変える支援がしたい」とか。
「家族の関係をもっと豊かにするサポートする」とか。
もちろん、会社を100億円にする、上場させるというのも
「想い」
いずれにしても、この想いが先にあって、現実があとから構築される。
世の中のものは二度つくられるといいます。
まずは、創造する人の頭の中で、そして現実のものとして。
たとえば、奈良の大仏。
東大寺盧舎那仏像といいますが、
聖武天皇の発願で天平17年(745年)に制作が開始され、
天平勝宝4年(752年)に開眼供養されています。
世界最大級のあの荘厳な仏像は、聖武天皇の頭の中で先に
想いとして出来上がっていて、その後、わずか7年で構築されたのです。
その背景には、疫病や飢饉などがあり、膨大な国民への負担をかける建立だった
わけですが、いずれにしても1300年の時を経ても今もその偉大さは残っているのです。
私の例で僭越ですが、
今習慣化コンサルティングという日本で唯一の習慣化をテーマにした
コンサルティング会社をつくって経営しております。
でもこのポジションは簡単に見つかった訳ではありません。
3年以上、6つの肩書きを変えながら、苦しみ抜いた上でようやく
犬も歩けば棒に当たるように、、、、
というより、もう可哀想だから神様がこの編でヒントを出してやろう
というぐらいの感覚かもしれませんが、振ってくるように「習慣化」だと
人生をかけるテーマが見つかったのです。
しかし、常に私の中にあった想いは、
「自分にしかできない貢献軸があるはずだ。
一生かけて取り組める偉大なテーマを見つけて
人生を変えるインパクトのあることをしたい」
こういう漠然とした「想い」だけがありました。
これを話すと、
抽象的だからもっと具体化したほうがいい。
当時はよくこんなアドバイスをされましたが、
それは違います。
確かに具体化は必要ですが、
それ以上に大切なのはこの「想い」の強さです。
この想いの強さがあれば、3年経ってもずっと探求は進み
いつか引き寄せられるように現実がついてきます。
習慣化に特化して5年が過ぎて、お蔭様で多くの方々の支援ができています。
来年から開講する
「習慣化専門学校」も同じです。
ずっと3年前ぐらいから、習慣化大学構想として
1年間、徹底的に一緒に付き合える企画を持っていました。
それがようやく、多くの方の力を借りて実現しました。
一人ではとても無理なのですが、構想そのものは、自分から発信するしかない。
イノベーションは、たった一人の熱狂から始まる。
と幻冬舎の見城社長が言っていましたが、本当にその通りだと思います。
たった一人の熱狂なのです。
想いの強さが現実をつくる。
その想いにどれぐらいの強さがあるか。
どれぐらい熱狂しているか。
この熱さの度合いが大切なのであって
具体化は後からでもできる。
まずは、熱狂できる想いは何か?
ここを探すことが重要だと思います。