習慣化コンサルタントの古川です。
完璧主義の傾向が強かった私は、とにかく
1つのことを完璧にするがいくつも同時にやれない性格。
職人肌で、木彫りをするように、どこまでも細かい部分を
磨き続ける。
これは1つのスタイルとしていいのですが、
事業経営をしていると1つのことに集中しすぎてうまくいかなくなって
しまうのは問題です。
たとえば、事業やサービスもそう。
だからといって適当にやるわけではなく、
小さくプロトタイプのような形を産んで、実際やってみて磨いていく。
何よりこの分野が一番難しいのは、
お客様やパートナーが求めるものかどうかということ。
つまり、自分のやりたい!と思うことをやっても
お客様に求められていなければサービスとしてはやっぱり価値が無い。
それは個人でも法人でも同じこと。
だからいくつも小さく産んで、最も興味を持ってもらったもの
効果が出ると感動を呼ぶものを大きく育てるという発想が重要です。
小さく産むコツは、サービスや事業として成り立つ単位であること。
機械で言えば、試作品のような全体性がある。
それでいながら、あくまで大きな工数をかけないということも同時に
進めていきます。
そしてリリースして反応を見る。
仕事である人が10個ぐらいプロジェクトを同時に発進して、
市場の反応がよく、熱を帯びてきたものを2つぐらいに絞ると言っていました。
特に変化の激しい時代で先が見えないときには
とても大切な発想だと思います。