習慣化コンサルタントの古川です。
ピータードラッカーは、マネジメントの本を
たくさん残している関係上、時間管理についても
言及が多いです。
その1つに、
「TODOリストと共に、STEP TO DOリストをつくるべき」
とあります。
ポイントは、作業をリストアップしたら優先順位をつける。
TO DOリストは、作業の洗い出しをするために必要です。
俯瞰して始めて優先順位ややるべきでない仕事、押さえなければならないことも
わかります。
しかし、書き出しても脳は優先順位までは明確に立ててくれません。
それが証拠に立てにどの順番でやろうかと並べ替えてみると、同列のものが
いくつも出てくる。
本当は同列はないものです。
優先順位が不明確なため、同列にしているだけ。
緻密に優先順位を立てるとは、
そういう一見甲乙付け難い作業に優先度をつける
精度を高めることです。
そして、優先度の高いものから真っ先に手を付ける。
真の優先順位で仕事を進めるのは気持ちが重たいものです。
すぐに手配が済むものから済ませたくなる。
でも、STEP TO DOの観点から仕事を進める。
では、2つのリストを持つ必要があるのか?
いえ、1つにしないと結局長続きしないものです。
そこでお勧めするのはポストイット。
ポストイットは並べ替えるだけなので、
TO DO と STEP TO DOを兼ねることができます。
その他、デジタルツールだとomuni focusがいい。
いずれにしても、ツールややり方も重要なので、
ご自身に合った方法を見つけてください。