習慣化コンサルタントの古川です。
なぜ、成功本を読んでいても成功しないのか?
結論は、カンタンで実践しない、継続しないから。
これに尽きます。
但し、成功哲学本や自己啓発書を否定しているわけではありません。
次の4ステップの階段を昇っていく意識がなければ、読むだけでは
絶対に変わらないということです。
ステップ1.わかる
まず、どうすればいいのか?
きちんと、問題と解決策を知る必要があります。
これが不明確だと当然結果は出ません。
人間関係を良くしたい
仕事の効率を高めたい
ストレスを減らしたい
など、全てノウハウを手に入れることは行動には欠かせません。
よって、成功哲学本や自己啓発本を読む意味はあります。
ステップ2.できる
問題は、ステップ2に移行するかどうかです。
わかったことを日常生活や仕事で実践する人はおそらく10%ぐらいでしょう。
よって、10冊のノウハウを知るより1冊を10倍実践した方が効果は出ます。
但し、できるようになる。日常生活で実践するとなると、読むよりも大変で
色々難しい問題やうまくいかない状態に直面します。
だから読むだけの方が、正直成功した気になっていい。
でも当然、結果は変わりません。
人間関係の極意も仕事の効率化もどれも同じノウハウばかりです。
あとはできるようになるかどうか。
ステップ3.続ける
実践した後、成果が出るまでには続けるステップがあります。
続けるからこそ、結果に繋がります。
一時的にできるようになってもその成果を得つづけるためには、
ひたすら習慣化することです。
対人関係で、相手の立場で考えることを実践するとき、
これを無意識レベルで行なえるまで繰り返す必要があります。
ステップ4.結果が出る
全ての行動は目的や成果があるでしょう。
不明確であったとしても、なんらかの理想の状態を目指して行動を始めます。
成果を出すためには、継続し続けていることにプラスαの実践知を積み重ねることが重要です。
ただ、決めた行動を何も考えずに続けていればいつか報われる!
では難しい。
結果を出すために、何がうまく行っていて、何がうまく行っていないのか。
これを明確にして行動を修正する必要があります。
そして、時に勇気のいる決断や行動が求められます。
安全圏の中にいて、新しい果実を得るのは難しいものです。
精神的に厳しくとも勇気を持って「えいやー」で飛び込むこと。
これは結果を出すという激しいコミットメントから生まれます。
わかることは、とても快感です。
実践することは、混乱があり不快です。
続けることは、忍耐が必要です。
結果を出すには、勇気を振り絞ることが求められます。
このことを踏まえて、ノウハウ本を読まれると効果を発揮すると思います。