習慣化コンサルタントの古川です。
他人に嫉妬することはありませんか?
私もあります。
類書で自分の本より売れるものがあったら、
「俺の本の方がいい内容書いているのに!」
なんて、心の狭い、というか嫉妬心が出てくるのです。
こんな時、私は嫉妬心を感じ続けることはしません。
自分でコントロールできるからです。
コツは、他人と比べない!
なーんだ、そんなことは分かっているけど出来ないんじゃないか!
と言われそうですが、嫉妬はどのように生まれるかを考えて見ましょう。
★他人と比較するから嫉妬や優越感が生まれる
自分よりもうまく行っている人、輝いている人を見ると嫉妬する。
めちゃくちゃ先をいっている人なら、憧れ。
でも今まで同じランクだったのに良くなった、ちょっと先にいる人には嫉妬。
嫉妬心が生まれるのは、ちょっと先に行っている人、同じだった人が頭一つ
先に行ったときですね。
また、逆に優越感を感じたい時はどうしますか?
うわさ話をして、ダメになった人、ゴシップ記事を見て、
「やっぱり、お金のある人は心が冷たいよねー」
「ちやほやされて世間知らずだからうまくいかないのよ」
と少し優越感、今の自分でいることを肯定できる気持ちが生まれるでしょう。
さて、どちらも他人との比較で自己評価が出ているのがよく分かります。
このように、自己評価が他人との比較だと、嫉妬とゴシップ記事で心を安定させる、
極端にいうと人の成功や幸せを素直に喜べないことになってしまいます。
★他人と比較せず、自分と比較する
嫉妬が生まれるメカニズムが分かれば、対処法は見えてきます。
自分と比較すること。
つまり、基準を自分の過去と未来に置くことです。
もっと自分を輝かせるためにいいことをしている。
幸せを高めるために習慣を続ける。
自分の目線を高めることが、嫉妬から抜け出す習慣です。
目線を高めて、理想の自分をつくる。
その自分が輝いていれば、嫉妬の対象の相手よりもっとイケていれば
未来の理想の自分と比較しましょう。
そのワクワクする理想の自分をつくり、常にそこと比較する。
でもそれだけだと自己嫌悪感が増すので、過去の自分とも比較する。
小さく進んでいる。
前よりちょっと良くなっている。
こんな自己肯定感も持つ。
自己評価は、自分の理想と過去からの成長をみることで安定させ、
高めること。
嫉妬とは、自己評価が不安定になっている状態です。
これを感じ続けることは正直、生産的ではないし、
自分の心にも良くない習慣です。
理想の自分をつくって、そこに向けて走り出しませんか?
そうすれば、小さな嫉妬なんて感じている暇があったら
自分を輝かせる習慣を頑張った方がよっぽどいい。
私はそう思って、いつも理想のビジョンを高め、目線を上げるため
とにかく、ノートに書いた未来を見ます。
そして、1つずつ行動を起こしている自分を褒めて上げます。
これが、嫉妬をやめるためいい習慣です。