習慣化コンサルタントの古川です。
最近とてもしっくり来た言葉。
ポジティブな人がメンタルがタフであるとは限らない。
確かに、逆をいうとネガティブでもメンタルがタフな人っていますよね!
どんな状況もポジティブな意味を見つけて頑張る。
それはそれでいいのですが、折れやすいポジティブは現実と共に入れないパターン。
つまり、現実と向き合う忍耐力がない場合は、
どこかで行き詰まる。
たとえば、自分ではどうしようもない状況は
ただ雪解けまで絶えるしかない。
様子見をするしかない状況があります。
こんなとき、ポジティブな意味だけに頼ると先が見えない。
先が見えない状況と共に存在する、現実と共にいることができる精神的な体力が
なければ、心が折れやすくなります。
逆に常に会社の愚痴不満を言っていても、これも人生と15年ずっと黙って働いている。
いいかどうか別にして、現実と共にいることを避けていないという意味でメンタルタフです。
心が折れるときは、現実と共にいれないとき。
逃れたい、でも逃れられない。
辞めたい、でも辞められない。
別れたい、でも別れられない。
こういうジレンマの中で、間に存在することを
じっと我慢して過ごす。
こんな経験こそ、心のタフさを作ってくれると思います。
メンタルがタフな人は、子どもの頃にジレンマや理不尽な状況で
過ごしてきた人だったりします。
それがいじめであったり、家庭の崩壊であったり。
順風より逆風が心を鍛えてくれる。
その時に、ポジティブさに頼らず、ただ雪解けまでじっと耐える。
そんなタフネスさを日々、小さな体験から積み上げていきたいところですね。