習慣化コンサルタントの古川です。
私のこだわりは、行動と継続です。
行動を始める、続ける。
これをまとめて習慣化と読んでいます。
だから行動を始めるのはとても大きなテーマであり、
始まりがなければ継続はあり得ない。
しかし、人間の脳は、行動して変化をすることを恐れるあまり
常に大きなブレーキが働いているものです。
さて、脳が行動指令を受け取りやすくするために、
まずダメな行動例を見ていきましょう。
よくある習慣化の内容です。
・夜更かししない
・間食しない
・飲み過ぎない
・無駄遣いしない
・朝からバタバタしない
このような例の何が悪いか?
人間の無意識は否定語と肯定語を区別できないのです。
~しない、といっても~するといっても同じように受け取るのです。
なぜかというと、イメージするものを実現しようとするから。
つまり、夜更かししないというと、今の夜更かしを思い出す。
朝からバタバタしないというとバタバタするシーンを頭に思い浮かます。
だから肯定語で、
・夜24時に寝る
・飲み会は一次会のみ参加する
・1日2000円以内で生活する
・朝、6時半に起きる
というように肯定後にして
「何を」「どうする」を明確にします。
さらに、「いつ」「どこで」「どれぐらい」を入れると
より鮮明になります。
まず、このスタート時点で習慣行動が否定語表現されていると、
この後がとてもやりにくくなります。
否定語を使ってしまう場合に行動が止まりがちなのは自然なことです。
さらに変化したくないという想いが、否定語を使わせている気がします。
本当に行動する人は、具体的な行動に変換するのがとても得意です。