歯医者の麻酔から学ぶ「不安を乗り越える方法」 | 人生を変える「習慣化」ブログ

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習慣化コンサルタント古川が綴る「人生を変える習慣」
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を使命に、日々の気づきを発信しています。


習慣化コンサルタントの古川です。



私は元来怖がりで、その中でも歯医者が苦手。


そんな私でもインプラントの手術を2本やるぐらいなので
先生が相当なすご腕(技術もあるが優しい)。



一本目のインプラントの手術は対して問題なかったのですが、
頭出しをやるときに麻酔の針で痛みを一瞬感じました。



それから二回目の麻酔が怖くて仕方がない。
麻酔は長く20分ぐらい続くのですが、その間あのときの針の痛みが
起きたら・・・とずっと恐怖なのです。



そこで先生に麻酔が何%完了しているか進捗を教えてください。
と提案。


「承知しました。今20%です」

まだ20%・・・・・


どうも進捗を知ることで不安に耐えるのはしんどうそう。

そこで、先生に素直に「以前の麻酔の針の感覚が怖くて」と言ったところ
「では、麻酔の最中こうしてみましょう」

といって、麻酔をしている間先生は、

「はーい、口を大きく空けてください。もっと大きく。
 そして閉じて、カチカチと噛んでください」
「又同じように、」


とずっと、麻酔の最中、「口を大きく空ける+噛むを3回」をし続けたのです。



がすると、ずっとあの針が刺さった感じがまた起きたらとずっと緊張していたのですが
どんどん不安と恐怖がなくなっていったのです。



そこで、気づいたのは、

「受身で不安を1点集中で恐れていてはどんどん膨らむだけ。」
「能動的に別のことに意識を持っていくことで不安は小さくなる」

ということに気づきました。



確かに、針が刺さって痛いかもを20分耐えるのは相当苦しい。
でも口を空ける、噛むという行為に意識がいくとそのことへの意識がなくなる。


さらに怖い中で能動的に恐怖を乗り越える行動を取った。
正直なところ針を刺している最中口を大きく開けるのは怖い。

でも何回かやっていると恐怖を徐々に乗り越えて、針そのものは何ともなくなってきた。




これを普段の日常にも生かせるでしょう。


お金の心配があると何もしないで受身的に経済状況を見て、会社の売上げを見て
不安を感じていると不安はどんどん膨らみます。


でも、お金に備えるために、資産運用を始める、老後働けるよう
今のキャリアに+勉強をしはじめる。

など能動的な行動が起きれば、不安への焦点はどんどん小さくなります。




受身的に立ち止まって、恐怖や不安に一点集中していると
不安というモンスターはどんどん大きくなり最強になる。



でも能動的に立ち向かって、自分ができる行動に集中して
いくと不安というモンスターはどんどん小さくなり弱体化する。



些細な、私の情けない体験ですが、
結構、いい気づきになりました。