習慣化コンサルタントの古川です。
ポジティブ心理学に、
ポジティブ:ネガティブ比は3:1がいいという
概念があります。
つまり、ネガティブな感情、つまり不安や恐怖にも肯定的なメッセージ
があります。
全くネガティブな感情が湧いてこないという人はとても危なっかしい。
そうではなく、現実の怖さをしりリスク、失敗など最悪の事態を充分想像して対策を
練っる。
そして、それ充分踏まえてポジティブに考えて行動する人は、
安心感と安定感を感じる。
これは表面的なポジティブは変わりませんが、
ネガティブを内包しているポジティブの方が危なっかしくなくていい。
だからこそ、自分の中のネガティブな感情や負の側面と充分向き合う勇気と機会を
持つことが大切です。
自分の弱さを充分向き合い受け入れて、それとともに歩んでいる人は
ネガティブを内包したポジティブです。
一方、自分の弱さを見ず、そこから逃避するように何か目標を目指す人は
ポジティブだけ乗り切ろうとするわけですが、実は引き際で撤退的なかったり
方向転換の時期を誤ったりする。
それは自分の弱さを打ち消すための目標を破棄できないからです。
破棄すると、自分の弱さとさらに直面するので避けたい。
これは本来の目的からすると本末転倒でもその人にとっては、
こういう論理で進んでしまうのです。
あるがままの自分でいる
悲観論を充分考えて、その上でポジティブになる。
これこそ、安定感のあるポジティブだと考えます。
私も、独立当初は突っ走りポジティブ×ポジティブで、
ネガティブなことが大っ嫌いでした。
しかし、今はリーマンショックや震災など様々なリスクに対処し
仕事が一気になくなる問題、突然襲ってくる病気とも向き合い、
徐々にネガティブと直面しました。
その結果、安定感のあるポジティビティが自分の中にあると思います。
でも、まだまだ突っ走り気味。
私ももっと現実と自分の深い部分と向き合いたいと思います!!