習慣化コンサルタントの古川です。
2014年8月、テニスの四大大会USオープン。
アジア人初の決勝進出をし、準優勝を果たした錦織圭選手の戦い方は、
まさに上手に結果を出す人の象徴です。
勝つために、どこに力を入れるか、そのためにどこで力を抜くか、
そのメリハリがはっきりしているのです。
テニスは長いと4時間にも及ぶ長期戦です。
全てのラリーで全力を尽くすとスタミナ切れを起こします。
錦織選手は、勝てるセットでは全力を尽くし、
勝てないと思ったセットでは圧倒的に「力を抜く」のです。
準決勝で、世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と
対戦した試合が象徴的でした。
まず、結果を見てみると、次の通りです。
第1セット 6–4
第2セット 1–6
第3セット 7–6
第4セット 6–3
ここで着目するべきは、第2セットでわずか1ポイントしか
取らずにセットを失っているのです。このVTRを見ていると、
あからさまに無理にボールを追いかけていないのです。見ていると、
まるでやる気を失ったプレイヤーのような動きに見えるほどです。
しかし、彼は戦略的に体力を消耗するのを防いでいるのです。
一方、第3セットは接戦で、競り勝っています。
この接戦での勝率は、錦織は世界ナンバーワンなのです。彼の強さはここにあります。
第3セットのような接戦での勝負どころで、猛烈な力を入れて、逆にその他の部分では力を抜いているのです。
このメリハリが彼の真骨頂だと専門家は言います。
もっと行ってしまえば、「力の抜きどころ」がうまいのです。
これを最善主義と呼びます。
もしも、全てのプレーで全力を尽くしたらどうなるでしょうか?
身体が小さな彼が世界でトップランクのプレイヤーと対等に戦うことはできないでしょう。
この最善主義は今後も少しずつ解説していきます。
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