習慣化コンサルタントの古川です。
カオスからひらめきは生まれる!
と言う本があります。
書いていることはシンプルで、
3つの条件がある。
条件1.余白があること。
とてもゆっくりした時間の中でアインシュタインは
相対性理論をひらいめいた。
アルキメデスのお風呂の中で「ユーレカ」と叫んで
アルキメデスの原理を見つけたのでした。
私の経験でも、目黒川を春ぶらぶら散歩する習慣を
持っていたのですが、そのとき突然、
「そっかー、本を書けばいいんだ」
とひらめいたのです。
それまでも何度も書きたいとは思っていましたが、
自分の深い奥底からやってきたメッセージは確信です。
これらは目黒川を昼間にゆっくり散歩するという余白が
生み出した直感でした。
手放して初めて新しいものは入ってきます。
普通は、新しいものが入ってきたら手放そうと考えますが、
それは逆なのです。
会社をやめてコーチになりたての時、2万円のクライアントしか
いませんでした。
この余白だらけのスケジュールから何をしたか?
とにかく、人に会いました。
コーチを無料でさせてほしいと1000人の起業家にメールをして
100人コーチングが実現しました。
人が集まる場所ではプレゼンばかりしていました。
そこにいた研修会社 IDEA社のジェイソンダーキー氏と出会い、
研修講師の仕事が始まりました。
彼とは後に共著で本を書きました。
こうやって会社を辞めることで、余白が生まれ、そこからチャンスを
取りに行った結果、大きな変化が起きました。
時折、手放すことをしなければ、新しいことは生まれません。
3Mには15%ルール
グーグルには20%ルールというのがあって、
すべき仕事ではなく、したい仕事に打ち込める制度です。
ここからポストイットやグーグルのあらゆるサービスは生まれています。
これも余白なのです。
適度な余白がなくなったら、ひらめきは起きない。
ひらめきが起きなければ、人生にも仕事にもイノベーションは起きないのです。
条件2.異分子を取り入れる
異分子とは、ある集団とは全く異なる人種です。
たとえば、日本人ばかり10人の中に2人、タイ人とアメリカ人を参加させて
会議をする。その会議は大まかな議題は決まっているが、余白がある。
このような環境ではひらめきが起きる可能性が高いということです。
どうしても人は似た者同士と組みたがります。
しかし、敢えて10%は異分子を入れる工夫をすることでカオスが起きます。
居心地は悪いでしょう。
しかし、そこにこそイノベーションが起きるのです。
私も付き合う人の幅を広げました。以前であれば避けていた人でも
積極的に仕事をしています。
教育イノベーション研究会という初の勉強会を自分主導でつくりました。
私の中ではありえない試みでした。
しかし、たくさんの異分子が生み出すカオスの中で、次なるビジネス教育の在り方が
見えてきました。
条件3.計画されたセレンディピティ
セレンディピティとは偶然のことです。
カオスが100%だと、ただ混乱しているだけです。
大切なことは意図して10%~15%ぐらいカオスを取り入れるのです。
新しいことをすることもカオスでしょう。
そして、それに流されてみる。
会議ならば10分ぐらい聴くことに徹する。
これにより、ひらめきが起きる余地が大きいと言うのです。
この本は、今の私にとても重要な示唆を与えてくれました。
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