習慣化コンサルタントの古川です。
バッファーとは、「余裕」とか「余地」、「遊び」の意味で使われます。
仕事ができる人、時間的にも精神的にも常にバッファーを持っています。
少し話は飛びますが、蟻のコロニーの話で例えたいと思います。
北海道大学の研究です。
働きアリの集団の中には、90%の働き者のアリと10%の怠け者のアリがいることが
観察の結果分かりました。
そして、この90%の働き者のアリだけを別の空間に移して、集団をつくったところ
この中から同じように、10%の怠けるアリが出てきたそうです。
つまり、全体の10%が怠けるのは怠け者のアリがいるのではないということです。
では、なぜ10%が働かなくなるのか?
北海道大学の教授の仮設では、もし万が一巣が外敵から襲撃された時に
集団に余力、つまりバッファーがなければ緊急事態に対応することができません。
だから、10%のバッファーを持っているのだろうということでした。
非常に興味深い研究です。
転じて、仕事ができる人は、精神的、時間的バッファーを持っている。
そうしなければ、急なトラブルや突発の仕事が入ってきたときに冷静さを欠いてしまうからです。
これは主体的に、意図的にバッファーをつくる習慣がなければなりません。
精神的な習慣としては、先日書いたように
エステー化学の鈴木社長なら、どんなトラブルを部下が申し出てきても
「大丈夫、大したことはない」という一声から入る。
リンクアンドモチベーションの小笹社長であれば
「ちょうどよかった」「これをキッカケに」というのです。
このように社長は冷静に俯瞰して物事を見ていないとダメなので訓練しているのですが、
できる人は社長になる前からずっと習慣になっていたはずです。
時間も同じです。
常に、自分と向き合う時間、視野を広げるための時間、人と会う時間を確保して
緊急ではないが、重要な仕事に集中しているのです。
レバレッジコンサルティングの本田直之さんは、上場させる会社で大改革を行いながらも
19時には必ず退社して、社外の人と会っていたそうです。
それにより、俯瞰して正しい判断ができていたのでしょう。
これらは思考と時間の習慣です。
彼らの特徴をマネすれば同じ結果が得られます。
常にバッファーを持つ意識を高めてください。
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