弱点をイノベーションに変える発想 | 人生を変える「習慣化」ブログ

人生を変える「習慣化」ブログ

習慣化コンサルタント古川が綴る「人生を変える習慣」
人生が変わった!という深い感動を共に味わう
を使命に、日々の気づきを発信しています。


習慣化コンサルタントの古川です。



今日はオーディオ対談デーでした。

週末起業の藤井孝一さん、家計再生コンサルタントの横山光昭さん

と対談しました。


週末起業と貯金を成功させるための習慣をたくさんお聞きしました。

また、来月ご紹介します。



さて、ホンダ技研の本田宗一郎さんの対談音声を聴いていたのですが、

そこで次のようなことをおっしゃっていました。



弱点は誰かに補ってもらえばいい。



どこでも聞く話ですが、これを徹底して実行できる人はきわめて稀だと思います。



「自分でやった方が早い」「弱点は直さなくてはならない」


どうしてもそう思います。



これは学校の成績でも同じでしょう。



数学が5で、国語が2、物理が4、歴史が3



この成績ならば、国語を勉強して改善しようとすると思います。



でも大人になって考えてみると、数学の5をさらに勉強したほうが

突き抜けることができたかもしれません。



弱点はイノベーションを興す種であると思ったのが、先日亡くなったリクルートの

江副浩正さんのお話を聴いてからです。



江副さんはリクルートの創業者。


残念ながらリクルート事件で逮捕されましたが、この問題がなければ

彼は確実に日本の経営者史上で語り継がれる名経営者だと思います。



その功績は、多数の起業家や優秀な人物を輩出しているリクルートの文化を作り上げたことです。

OBの藤原和博さんは、「リクルートは最高のビジネススクールだ」と言っています。


その企業文化は「自ら機会をつくりだし、その機会によって自らを変えよ」という

当時の企業理念にされます。


元リクルートの人たちがどんどん人材として外に出て多くのベンチャー企業を生み出し、

またその経営を支えている。



なぜ、江副さんはこのような社内活性化をして社員全員がみな経営者になるような

組織を作ったかというと、彼曰く「自分にはカリスマとリーダーシップがない」というコンプレックス

からでした。

つまり、松下幸之助さんや本田宗一郎さんのようなカリスマ性がない。


ではどうやって組織を発展させるか?



それは社員の自発性を最大限引き出すような文化をつくり制度をつくる。

主体性のある人材だけをとるために、採用コストは他社と比較しても圧倒的にコストを掛ける



この徹底ぶりが江副氏がいなくなったリクルートが今でも躍進を続ける理由です。



これは紛れもなく、かれの弱点をイノベーションに変えた例です。



弱点をどうしようか。誰かに任せなくてはいけない。

その時にNO2をつくるというより、社員を全員経営者にしようというのがイノベーティブですよね。



ちなみに本田宗一郎さんは、技術やで経営や経理回りは弱点なので副社長の藤沢さんに任せた

というのは有名な話です。



松下幸之助さんも、身体が弱い、肺の病気を20年も抱えていた松下さんは、部下に仕事を権限移譲

しなければ身体が持たないと、任せることを弱点補強にしたのです。


それにより部下が育ったのです。



そして、長所に集中することで会社が飛躍したわけです。



弱点を誰にどのように任せてイノベーションにするか?




江副さんの例が本当に素晴らしいと思います。私が尊敬する経営者のひとりです。



【information】

★成長への名言365日メルマガ【登録無料】
~毎日1つを1年続ける名言習慣~
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=167586

★目から鱗の習慣化メルマガ【登録無料】
~最新の習慣化ツールやお役立ち情報を発信~
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=194118

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
習慣化コンサルティング公式HP
http://www.syuukanka.com/
★オーディオ対談
★3ヶ月習慣化講座(通信)
★個人コンサルティング
★習慣化公開セミナー
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~