習慣化コンサルタントの古川です。
昨日は主体的な人、受け身の人の思考パターンを
解説しました。
では、どうすれば主体的になれるのか?
3つのステップに分けてご紹介します。
事例としては、セミナー開催の準備を任されたと想定して
あてはめていきます。
STEP1 目的に徹底してこだわる
セミナー開催の例でいうと、
「セミナー開催に向けて具体的に何をやればいいですか?」
「集客はどうすればいいですか?」
「広告を出すとはどのような内容で出せばいいですか?」
「何人集まればいいですか?」
「いつ案内を出せばいいですか?」
受け身的な人は、仕事を任せた人に、
「何をやればいいのか?」「どのようにやればいいか?」を
質問しますが、ここの焦点を当てていると1~10まで質問することになります。
上司は、このように質問されるとうんざりして
「ちょっとは自分で考えてくれよ」
ということでしょう。
では何からすればいいのか?
まずは、自分で考えること。
最初にやるべきは目的とゴールを抑えることです。
「セミナーの目的は何か?」
「参加者の方がセミナー終了時どういう状態になればいいか?」
「セミナーの次のステップは何をするのか?」
このような質問ができれば、何をやるか、どのようになるかを
自分で考える起点が見えてきます。
たとえば、
「最終的には、自社商品を10%の参加者に購入してもらうこと」
そのために
「100人の参加者が自社の商品に興味を持ち、次の試食会に参加しようとしたい」
と思うようになればセミナーは成功。
と定義できたなら、目的を起点に考えを発展させることができます。
100人のメンバー、自社製品に興味を持ちそうな人を集めるためにどうすればいいか?
を自分なりに仮設を立てていくのです。
ちなみに目的を抑える相手は上司やお客様です。
相手も目的・ゴールが不明確な場合が多いのですが、
主体的な人はこの点を徹底して抑えます。
ある程度言葉にして確認することが求められます。
STEP2 何をやるか具体化する
目的が分かったら、具体的に何をするかを考えます。
目的から具体的な事項に落とし込むには、
想像力も必要です。
チャンクダウンといいますが、曖昧な塊を小さな行動に崩していく
思考です。
たとえば、
・セミナーの集客サイトを探す
・過去の担当者に話を聞く
・マーケティング方法を決める
・参加者リストを手に入れる
・セミナー料金を抑える
・セミナー会場をとる など
などなどまずはランダムにリストアップして整理していくことです。
また、目的に照らして自分なりにどうすればいいと思うか付加価値のある
提案を考えられると尚更いいでしょう。
私がおススメをするのは、紙に書くか、エクセルに落とし込むことです。
ブライアントレーシーの言葉に
Think on the paper
とありますが、書くことで思考は具体化していきます。
自分なりの仮設ができたら、紙をもとに依頼者に確認するといいでしょう。
すると認識のズレが明確になりますし、やりとりも最小限に終わります。
STEP3 ブレーキを外して行動する
いよいよ、行動です。
行動への最大のブレーキは、
失敗したらどうしようという心配や恐怖ではないでしょうか?
しかし、失敗したらどうしようと恐れる心は是非歓迎しましょう。
なぜなら、不安や心配は、リスクを事前に想定させてくれます。
心配な分だけ、恐れていることを書き出し、対策を考えます。
そして考えつくしたらあとは行動するしかありません。
小さな一歩を踏み出すために、10分でできることを決めて
行動しはじめましょう。
行動を始めると、失敗恐怖はなぜか半減します。
さらに行動するとその半分に減ります。
「備えたら、小さく踏み出す」
「一歩、一歩、行動を積み上げていく」
主体性を育てる3つの思考習慣は
かなり細かくメソッドがあるのですが、あまり長くなると本質が分かりづらくなるので
今日は簡単にご紹介しました。
1つだけ、強調しておくと
「目的からはじめよう!具体的なイメージがつくまで」
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