習慣化コンサルタントの古川です。
人は世界をあるがままに見れない。
必ず独自の自分の窓から世界を見ている。
だから、物のとらえ方がよくも悪くもゆがむ。
NLPではこのプロセスを
省略・歪曲・一般化しているという。
難しい話は置いて、いかに偏見(フレーム)を通して世界・人を
解釈しているかを気づかせてくれるのが次の一冊です。
「フレーム」
あなたを変える心理学の知恵 チェ・インチョル
http://www.amazon.co.jp/dp/4484103087
フレームとは、世界を眺めるために使う心の窓と定義しています。
本文に名文がたくさんあるので、少し引用します。
「子を持つ親のフレームで世の中を見れば、世界は急に危険に満ちた場所になる」
・家具の角は凶器に見え、コンセントの差込口も危険、誘拐事件のニュースがやたら目につく
・事例1.なぜ、銅メダリストが銀メダリストより幸せなのか?
アメリカのコーネル大学の心理学研究チームは1992年の夏季オリンピック
の23名の銀メダリストと18名の銅メダリストを調査した。
メダルの色が決まった瞬間の幸福点数は
10点満点中、
銅メダリストは7.1点
銀メダリストは、4.8点
だそうです。
なぜか?
それは比較する基準が違うから。
銀メダリストは金メダリストと比較して「あと一歩で金メダルを取れたのに」と
サーブミスなど失敗を悔やむそうです。
一方、銅メダリストはメダルを取れなかった4位以下の選手と比較する
傾向があり、「メダルが取れて良かった。あのサーブが決め手だったな」と
良かった点を探しに行く。
絶対的な成果より、何と比較するかで幸福度は変わる。
足るを知るという言葉がありますが、まさに何もない状態と比較すると
今あるものに目が行きますよね。
・事例2.ある父親と息子のエピソード
父親と息子が野球の試合を見に行くために家を出た。ところが、父親が運転していた
車のエンジンが線路の踏切の上で突然止まってしまった。
迫りくる電車を前に、父親はエンジンをかけようとあわててキーを回してみたが、エンジンはかからず
結局、車は電車に轢かれてしまった。
父親はその場で亡くなり、息子は大けがを負って救急病棟に搬送された。手術のために急いで
駆け付けた外科医が、カルテを見ながら
「私はこの救急患者を手術できません。この子は私の子供です。」
というではないか。
どうしてこのようなことが起こり得るのだろうか?
からくりは、外科医はこの息子の母親だったのです。
私たちは自然と、外科医=男性というフレームに縛られているからだ。
という具合にこの本には様々なエピソードやたとえが満載です。
ご興味のある方は是非読んでみてください。
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