習慣化コンサルタントの古川です。
思考習慣の5つ目は、柔軟思考です。
柔軟思考とは、白か黒かという極論を抜け出し、複数の基準を設定することで
チャレンジしたり、行動・決断をしやすくする思考です。
柔軟思考の逆が白黒思考、つまり白でなければ黒という2つに1つで考える思考パターンです。
俗に完璧主義ともいいますが、白黒思考は行動や決断にブレーキをかけることが多く、
また考え方の柔軟性を奪っていきます。
「こうあるべき」「絶対に」「全て」などの言葉の裏には白黒思考が
あることが多いのです。
たとえば、初めてのプレゼンテーションで5秒頭が真っ白になってセリフが
飛んだとしましょう。
その体験を振り返って、白黒思考が強い人は極端に考えるので
成功か、失敗かで考えがちです。
頭が5秒、真っ白になったことをとって
「プレゼンに失敗した」
となれば、自己嫌悪に陥るでしょうし、プレゼンが嫌になるでしょう。
しかし、100点でなければ0点という考え方から抜け出すと楽になります。
たとえば、
「今回のプレゼンは点数をつけると何点ですか?」
と質問したとしましょう。
すると
「20点」と仮に回答があった場合、
まずは出来たことに焦点を当てます。
「今回の20点の出来たこと、良かったことの要素は何ですか?」
「まずはプレゼン未経験でだったので、経験はできた。」
「一応最後まで話せた。」
「上司からよかったよ、よく頑張ったなと言われた。」
「紙を見ずに話せた、声は大きく出せた」
など出てきます。
これぐらい出てくれば、すでに「プレゼン失敗、何もできなかった」
という自己評価から抜け出せてきます。
その後に、
「もっとやっておけば良かったことは何ですか?」
「さらに良くなるために何が必要ですか?」
と聞きます。
「資料作りに没頭したので、発表のリハーサルを3回以上やっておけばよかった」
「資料の構成づくりに上司を巻き込んでおけば時間の節約ができた」
「もう少し、聴衆の目をみて話せればよかった」
ここまで出てくれば、1つの経験は次に生かされ資源になります。
良いか、悪いか
うまいか、下手か
やるか、やらないか
成功か、失敗か
意味があるか、ないか
出来たか、出来なかったか
2つに1つの思考を抜け出せば、もっとポジティブに
もっとチャレンジができる、行動ができるようになるという
効果があります。
白黒思考から抜け出す、柔軟思考はあなたに必要でしょうか?
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