習慣化コンサルタントの古川です。
今日は多眼思考をご紹介しましょう。
ヒクソングレーシーの有名なセリフから紹介します。
「私はリングでは3人の自分がいる、一人はリングで戦う自分。2人目はリングサイドでセコンドに立っている自分
最後はリングのはるか上から試合を眺めている自分だ」と。
3人の視点を持ち、次どう攻めるべきか、常に客観的冷静に考えているのでしょう。
さすが、400戦無敗の絶対王者ですね。
ストレスに強い人、気持ちの切り替えの早い人、冷静な人の特長の1つは
複数の視点から物事・自分・他人をとらえることができることです。
これを多眼思考と呼んでいます。
別の例を出しましょう。
あるコールセンターにクレーム処理の達人といわれる女性がいました。
コールセンターには毎日のようにクレームの電話がかかってきます。
(もちろん業務によりますが。。)
しかし、彼女は常に冷静で、ストレスを受ける度合いが他の人と比べても
圧倒的に少ないのです。
そこで何をしているか、聞いてみると、
「お客様はあくまで商品に対してクレームを言っているのであって、
私はクレーム対象ではないと」
なるほど、クレーム処理でダメージを受ける人、感情的になる人は自分が攻撃されたと
思っている人がほどんどです。
さらに追加で質問してみました。
「なぜ、お客様のどなり声の中で、あなたは冷静さを保てるのですか?」
「はい、私は2人の自分を意識しています。一人はお客様の前で怒られている自分、もう一人はそれを横から見ている第三者の自分です。第三者の自分の視点を持てば、冷静にいられることがさほど難しいことではありません。」
これがクレームからダメージを受けにくい人の1つの特長です。
仮にあなたが仕事で失敗したとしましょう。
クヨクヨ悩み続ける人は決まって、今の自分のままで嘆き続けています。
思考の視点の数が少なく、かつ移動量が少ない。
気分をうまく切り替えられる人なら、悩みながらも、
・1年後の自分から捉えたらどうなるか?どんな意味があるか?
・もっとも苦しかった時期の自分からみたらどうか?
・10年後の自分ならどんなアドバイスをするだろうか?
・尊敬する○○さんが隣にいたら何ていうだろうか?
と頭の中で複数の思考の視点があり、いくつか移動させています。
これはほとんど無意識に行っています。
そして、プラスの気持ちを生みだして、立ち直っていくのです。
多眼思考には大きく2つの切り口があります。
1つは、時間の移動
つまり、過去の自分、未来の自分に移動してみることです。
2つめは、立場の移動
第三者になってみる、相手になってみる、尊敬する○○さんになってみるなどです。
得意の思考の焦点を持っているといいでしょう。
あなたも辛い状況、仕事で失敗したときに是非一度多眼思考を使ってみてください。
コツをつかめば、早く気分を戻すことができるようになります。
是非、お試しください。
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