思考習慣4 多眼思考 自分から抜けると答えが見えてくる | 人生を変える「習慣化」ブログ

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習慣化コンサルタントの古川です。



今日は多眼思考をご紹介しましょう。



ヒクソングレーシーの有名なセリフから紹介します。


「私はリングでは3人の自分がいる、一人はリングで戦う自分。2人目はリングサイドでセコンドに立っている自分

最後はリングのはるか上から試合を眺めている自分だ」と。


3人の視点を持ち、次どう攻めるべきか、常に客観的冷静に考えているのでしょう。


さすが、400戦無敗の絶対王者ですね。



ストレスに強い人、気持ちの切り替えの早い人、冷静な人の特長の1つは

複数の視点から物事・自分・他人をとらえることができることです。


これを多眼思考と呼んでいます。



別の例を出しましょう。


あるコールセンターにクレーム処理の達人といわれる女性がいました。

コールセンターには毎日のようにクレームの電話がかかってきます。

(もちろん業務によりますが。。)


しかし、彼女は常に冷静で、ストレスを受ける度合いが他の人と比べても

圧倒的に少ないのです。


そこで何をしているか、聞いてみると、

「お客様はあくまで商品に対してクレームを言っているのであって、

 私はクレーム対象ではないと」


なるほど、クレーム処理でダメージを受ける人、感情的になる人は自分が攻撃されたと

思っている人がほどんどです。



さらに追加で質問してみました。

「なぜ、お客様のどなり声の中で、あなたは冷静さを保てるのですか?」


「はい、私は2人の自分を意識しています。一人はお客様の前で怒られている自分、もう一人はそれを横から見ている第三者の自分です。第三者の自分の視点を持てば、冷静にいられることがさほど難しいことではありません。」



これがクレームからダメージを受けにくい人の1つの特長です。



仮にあなたが仕事で失敗したとしましょう。


クヨクヨ悩み続ける人は決まって、今の自分のままで嘆き続けています。

思考の視点の数が少なく、かつ移動量が少ない。


気分をうまく切り替えられる人なら、悩みながらも、

・1年後の自分から捉えたらどうなるか?どんな意味があるか?

・もっとも苦しかった時期の自分からみたらどうか?

・10年後の自分ならどんなアドバイスをするだろうか?

・尊敬する○○さんが隣にいたら何ていうだろうか?


と頭の中で複数の思考の視点があり、いくつか移動させています。


これはほとんど無意識に行っています。

そして、プラスの気持ちを生みだして、立ち直っていくのです。



多眼思考には大きく2つの切り口があります。


1つは、時間の移動

つまり、過去の自分、未来の自分に移動してみることです。


2つめは、立場の移動

第三者になってみる、相手になってみる、尊敬する○○さんになってみるなどです。



得意の思考の焦点を持っているといいでしょう。


あなたも辛い状況、仕事で失敗したときに是非一度多眼思考を使ってみてください。


コツをつかめば、早く気分を戻すことができるようになります。


是非、お試しください。


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