今回の故障に至るまでの記録をふりかえってみた | サブ245を目指すsyurunのランニングブログ

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◆38歳で走り始め2020年別大で2'47分。ベストは2012年49歳時の2'46分。毎年自己ベスト更新狙って2022年シーズンの目標はサブ2.45で日々頑張ってます。今シーズンからトレイルランニングに取り組み開始。5年以内に100マイラーを目指します

 今回の「半月板損傷」という故障に至る経過をまとめると、以下のようになる。俯瞰的に見てみると、わかってくる要因もある。やはり、何か良くわからない状況であってもとにかく記録をつけておくのは大事なのだと思った。

【始まり】
◆11月3日 下関海響マラソンのレース中に右中殿筋を痛める(疲労によるものであり、それほど酷い痛みではなかった)
→11月4日~整骨院やマッサージに通うも完全回復しないまま、練習を重ねる。
→痛みがなかなか取れないので練習を軽減し、8割程度回復した状態で防府マラソンへ臨む

→12月3日、防府マラソン中に痛みが出ることを考えて、鎮痛剤をレース30分前に飲む。
→防府読売マラソンのレース中に右中殿筋状態悪化するも無理して完走
→12月4日~整骨院やマッサージに通いながら回復を図るが、なかなか右中殿筋の痛みは改善しない
→次第に右中殿筋の痛みより、右膝の痛みが強く感じるようになる
→12月13日、痛み対策として、練習量を抑えたことで痛みが軽減し、防府マラソンから10日後に、トラックで10K4‘30ペース走を実施
→ペース走の途中で右膝の痛みが強く出て8KでSTOP
→14日~22日 9日間完全練習中止。ノーランを9日継続するも右膝痛み軽減せず。
→12月23日 整形外科受診、レントゲンは異常なし。中殿筋はほぼ回復
→12月25日 整形外科受診、MRIにて「右膝半月板損傷、全治2か月」の診断


後で考えると、早い段階で整形外科に行っておくべきだったかと思うが、自分としては右膝の痛みは、単なる筋肉疲労によるもので、右中殿筋をかばって走ったことによる結果だと思い込んでいた。だから整形外科に行く観点は全然なく、ひたすら整骨院やマッサージでほぐす治療を受け続けていた。
もう1つ原因をあげるとすれば、これまでの自分の人生で膝がダメになるという経験がまったくなかった、ということもある。整形外科で、MRI画像を見ながら医師の言う「半月板の損傷」と聞いても、最初はどういうことなのか意味がよくわからなかったほどであった。60歳にして膝の怪我は初体験であった。

 右中殿筋から右膝を痛めた理由としては、思い当たる節があって、以前ランメトリックスで計測を何度もやっていて、自分の場合、
「左右衝撃」と「着地衝撃」が平均値よりもかなり高い
ということ。
もう1つ、右手、右足が両方利き手利き足であり、左右の筋力差、筋肉量の差がかなりあること。


 左右衝撃が強い走り方というのは、脚を踏み込んだ時に殿筋が支えきれずに、外側に出てしまう結果起こる。さらにフォアフットを意識して脚を地面に当て込む意識も強く、着地衝撃が強くなり、結果的にスムーズな前方移動ではなくなってしまうということだと理解している。海響マラソンや防府マラソンの時の自分のフォーム写真を見ても、何というか不自然なねじれのある妙なフォームになってしまっているように感じた。そこは、今後改善していく必要がある。


 で、対策として取り組んでいるのが筋トレ。左右ともに中殿筋の強化、あと下半身と上半身を連動させる腹横筋の強化、膝や関節をスムーズに動かすための滑液体操、といったところ。まだまだ膝に違和感はあるので、しばらくは回復系のゆっくりジョグと筋トレを重ねて、次第に距離を伸ばして、膝に違和感がなくなってから、本格的なフォームの改善を図っていきたい。
 取り組むべきは、真下着地がメインになってくると思うが、故障対策も考えると、箱根ランナーも取り組んでいる厚底シューズに対応した足腰、体幹を作っていく運動、動きづくりなども必要だろうと考えている。