君知るや名酒泡盛 -11ページ目

選手兼監督

ヤクルトの古田が選手兼監督に就任。

野村克也以来ということだが、正直ノムさんの現役時代のことは知らない。

僕らが選手兼監督を想像する際に、一番イメージしやすいのは、そう、翔陽の藤真だ!


翔陽は全国区の強豪である。

(全国での成績は豊玉に負けたことしかわからないけど、豊玉はAランクと評価される強豪だし、藤真が南に潰されなかったら勝ててたかもしれない)

それなのになぜか、監督がいない。

陵南にすら茂一がいるのに。

(茂一は高頭のライバルなら、順当に考えれば翔陽の監督につけばよかったのではないかと思う)


どうにもスラムダンクの話をすると言いたいことが増えてしまうけど、とにかくそんな事情により、藤真は選手兼監督なのだ。

ただこの藤真、監督でいるときに、監督らしいことをしていない。

藤真の絶妙な采配によって苦しむ湘北、といった描写は全く見られなかった。

単に、翔陽はまだ「もう一段階の変身を残しているフリーザ」のような余裕があるのだ、という程度の意味合いで、藤真はベンチを温めていたように思われる。

それでいて結局敗れてしまった翔陽。

「藤真が初めからプレイヤーに専念することができていたら」と茂一が言っていたが、別に選手として出れたんじゃないかなあ、って気がする。ってか茂一監督してやれよ。


という藤真なわけですけど、古田はどうなるのかな。

Sign

大昔にこんなこと を書いたよ。だからあんまり詳しくはいいや。

昔の俺もなかなかちゃんとしたところを突いているじゃないか。


I ♥ Uに収録されるとまたおもしろい感じに聞こえるね。

Sign=記号=Iとか♥とか U

ってところもおもしろいし。


身体でも心でもなく愛している

この表現、正直なかなか感情レベルで理解できないものだったけど、I ♥ Uで歌われる根源的な何かと捉えればよくわかる。

ランニングハイ

亡霊が出るというお屋敷をキャタピラが踏み潰して

来春ごろにマンションに変わると代理人が告げる

また僕を育ててくれた景色があっけなく金になった

少しだけ感傷に浸った後「まあそれもそうだなあ」


何の芸もなく歌詩を並べましたけど、好きなんですよ、この歌詩。

なんか全然深い意味とかなくて、メタホリカルな話でもないと思うんですけど、なんか良いんですよ。

言葉に力あるし。


意味ある歌詩(変な表現だな)としては、


時代とか社会とか無理にでも敵に仕立てないと味方を探せない


やっぱりこれですね。

桜井節全開ですよ。

今変換したら桜井武士全壊って出てきてなんかおもしろかった。

ランニングハイって言うなればこういう桜井武士全壊って雰囲気のパワーを持ってるんだよね。

CANDY

まず思い出したのがコステロの「So like candy」という歌。

全体の雰囲気も似てるし、ここに着想があるのかもしれないと思い少し嬉しくなる。


CANDYって大事に包んであるものであり、甘酸っぱいものであり、溶けてしまう儚さを持ったもの。

この何とも言えない味わいのある題材、「タブレット」ではこうはいかない。


大事に包んであるキャンディーをはらりとほどいて君に食べてもらおうとしてるわけですよ。

この辺りの感覚は「隔たり」とも似ていますね。

静かに、力強く盛り上がっていくところも。


♥という概念を色濃く表しているところだと思います。

靴ひも

非常に完成度の高い曲。

爽やかで耳障りのよいメロディなのだが、まず着目したいのは爽やからしからぬ「君」と「僕」の関係。


愛しくて 苦しくて そして自分を 見失って

うざったくて 終わらして でももっと 苦しくて

愛しくて 切なくて 君の色で 濁っている


この歌を聴くと、ある飲み会で後輩が理想の恋愛について語ったのを思い出す。

「お互いに自立して、あんまりいちゃいちゃしないでも心が繋がりあってるのがいいですね」

その恋愛観の是非はひとます置いておいて、少なくともこの曲で歌われているのは、そんな「健全な」恋愛ではない。

何と言っても僕は主人を待つ雑種の犬と似ているのだ。

主人公はてらいも無くそんなことを言ってのける。


靴ひもが絡まりあって結ばっているイメージが「君」と「僕」の関係性を想起させながら曲は盛り上がっていく。


そんな関係性を持つ二人の話であるが、ここで、自分を犬に例えるほど精神的に「君」に頼りきってる「僕」が情けないとか、そんな価値判断は必要ない。

そんなことはどうでもいいのだ。

君に会いたいという根源的な思いの前では。


実際に、君の絵の具で濁った僕がいいのであり、その部分が僕の色だと語られる。

そして僕は靴ひもも結ばずに、一秒でも早く君の待つ場所へと駆けていく。