相羽です。

 こちらのビジネスアメブロはたまにしか更新していない状態で申し訳ないです。

 本日(2月26日)夜に、久々に「創作活動と収入」というのがテーマの、数年来「まぐまぐ!」さんで発行させて頂いている僕のメルマガ、『創作者のためのマーケティングエッセンス』を配信いたしますので、僕のビジネス的、私的近況はこちらをチェックして頂けたら嬉しいです。

 目次はこんな感じとなっております↓


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『創作者のためのマーケティングエッセンス』第38号「メイカー(Maker)として生きる」


【1】フォロワーであることをやめよう

【2】メイカー(Maker)の自覚を持とう

【3】編集後記

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 登録、およびバックナンバー一回分の試し読み、共にこちらからよろしくお願いいたします。↓


メルマガ『創作者のためのマーケティングエッセンス』/まぐまぐ!


 地元東北の東日本大震災からの復興、自分自身の創作活動、一つの鍵となる英語の能力の教導にメディア作り、地元仙台が舞台のアイドルアニメ『Wake Up, Girls!』にハマっていること、などなど。

 一見バラバラに見える、僕の最近の興味、やりたいこと、それらがビジネス的にも繋がりはじめる、そういう方向性の断片が見え始めている、という辺りを少々書いております。
 相羽です。



 こちらのブログでは1年以上ぶりとなりますね。



 2011年と2012年はことの他たいへんで、そこにはやはり東日本大震災の経験が大きかったですね。



 2011年と2012年あたりで個人的に色々と変わりましたが、ビジネスの話題的にはブランディング、自分がどんな感じに見られるかをけっこう意図して変えましたね。



 昔は"凄腕コンサルタント系ブランディング"みたいなのを考えてやっていたのですが、ここ最近は"謎の老師系ブランディング"になりつつあります。



 2004年に親の介護生活に入ったのをきっかけに形態としては個人自由業の状態に入って、1、2年試行錯誤して、幸いある程度の結果は出すことができましたので(最初はアニメのDVDがブログ経由でAmazonアソシエイトで売れたとか、小さい所から始まりました。)、あとはそれを元に2006年くらいから"凄腕コンサルタント系"な感じを多少意識しつつやっていたのですが(WEBビジネス普及期だったという時期的な要因もありますね)、2011年~2012年を経て、そうガツガツとビジネス(きりっ)みたいな感覚もしっくりとこなくなってきたので(引き続き現在の世の中で生きていくのに大事な要素だとは思っておりますよ>ビジネス)、今では普段は何か山とかに籠ってる老師。時々、里に下りてきて何か売って帰っていく、みたいなイメージにしていこうかなと思っております。



 もっと言うと、次の段階として、"冬眠系ブランディング"とかに移行していこうかな、みたいな。



 もう、普段は冬眠していて、春とか秋に時々起きて出てきて、何か良いものを売って、帰っていく、みたいな。プロフィールアイコンもわりとWEBで活動始めた初期からずっとシロクマですしね。




人々:"相羽さん? 今、冬眠してるんじゃない?"




 みたいな感じですかね。



 で、時々、ぬらりと起きてくると。あ、今起きてる時期なんだ、みたいな。今回は何を売りに来たんだろう、みたいな。



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 活動として最近興味を持って進めているのはKindle・ダイレクト・パブリッシング(AmazonのKindleストアで個人で電子書籍を販売できるサービス)でして、これは今年の1月くらいに第一弾を色々と実験の意味も含めて販売してみて、最近第二弾を販売開始したところです。山から下りてきて売ってた的活動ですね。



 もう一つよく考えているのは「海外との架け橋」ということで、こちらが上記のKindle・ダイレクト・パブリッシングとリンクしていったらいいなと考えているところです。Kindle・ダイレクト・パブリッシングは海外のAmazonでも売れるので、うまく良いものを届けて、お互い必要なものを交換していくような活動の、一つの足掛かりになればいいなと。スマートフォンやタブレット端末で、ワンクリックでお互いコンテンツが購入できるというのは、やはり大きいですからね。



 『あまちゃん』を観ていた方向けに例えると、東京でどーんと成功者、みたいな感覚もあんまりもうピンとこなくて、時代の次の空気はローカルとか海外とのリンクに移りはじめている気もしているのですね。東京でアイドルとして登っていくことの是は確保しつつも、最先端は「北三陸であまカフェをやる」にあるというか。ネットとも連動させて、実際に海外の方も北三陸を訪れたり、それこそKindleで北三陸発のコンテンツを購入して頂ける、とかですね。物語後半でユイちゃんが、私に会いたい人はそっちが北三陸に来ればいい、みたいなことを言うのですが、あれは「これだ!」と思いましたね。



 ◇◇◇


 と、最近どんな感じかという話でした。


 このブログ的には趣味起業の戸田さんと、個人での小説販売について音声録ったりしたのも(当時の時点で、紙のオリジナル小説書籍をイベントやWEB通販で販売しておりましたので)、もはやゼロ年代(批評とかの世界で、2000年~2009年あたりをこう呼んだりします)の良き思い出、という風情ですが、僕本人としましては2011年~2012年の後半くらいまでは中断しつつも、現在も書き続けておりますので、とりあえず紙だけじゃなくて電子書籍とかも出てきてる世の中、という時間の流れも感じつつ、最近Kindle・ダイレクト・パブリッシングでリリースした電子書籍第二弾にもリンク張っておきますね。


 中編の幻想少女小説。初出は2009年のコミックマーケット77で紙の同人小説として頒布したものですので、紙版で読んだことがあるという方も一定数おられるかと思います。その点は注意です。


 色々と準備していた甲斐もあって、発売初動の10月19日(土)は、Kindleストア「絵本・児童書 > 読み物」カテゴリ(カテゴリはAmazonさんの方で決まるのですね。実際はもう少し文芸小説よりです)で7位を頂いておりました。感謝ですね。


 昔から追ってる「少女性」とか「構造と実存」を、ライトノベルと文芸の境界領域あたりで書いてみた小説ですね。次の活動に続けていく前に、2009年初出のものを、2013年にKindleの電子書籍という最新のものとして出す、という点にコンセプチュアルなものをかけてもみたつもりです。


 興味を持って頂けたましたら、買って頂けたら嬉しいです。



(Kindle実機以外でも、各種スマートフォンやタブレット端末用のKindleアプリをAmazonからダウンロードすることで、お読み頂けるようになります。)



終末の週末/相羽裕司

¥価格不明
Amazon.co.jp
 相羽です。


 こちらのブログではお久しぶりになります。


 既に思い出のブログになりつつあるというか、Twitterが出てきた頃にメディアとしてどういう性質のものかという話をしていた頃が懐かしいです。今では、その手の話題はもうすっかりFacebookかリンクトインかといった感じです。



 Facebookは僕も使っていて、特に海外の情報を得るのにはまだまだ有意義だと感じています。例えばですが、今年後半くらいにかけて学びがあるであろうマーケティングのケーススタデイを一つあげるとすれば、アメリカの大統領選でFacebookをはじめ、SNSがどう戦略的に使われるかでしょう。この辺りは思いっきりハショってフィルターをかけてある日本国内の大手メディアの情報だけ追ってる人と、例えばオバマ大統領のTwitterを直接フォローして分析してる人とでは、残念ながら世界情勢、ひいてはいくつかの文明(複数形なのはトインビーなどを参照)が向かおうとしている流れを咀嚼してるかという点について、二極化してしまってる状況になっていると思います。



 また、もうちょっとミクロな使い方としては、Facebookはユーザーのリア充自慢(笑)に使われていて食べたランチの写真だとか可愛い子どもの写真だとかを日々色んな人たちがアップしておりまして、友人らのそれらはそれらで僕も微笑ましく見ているのですが、一方で少し考えれば可視化できるリスクを考慮してないような人も目について、若干不安になります。



 具体的には、自身が移動できる力を削ぐことは、現在とても大きいリスクになっています。そういう意味で、(何も考えないで)ローンで持ち家、収入源を一つに大きく依存、環境に変化がない想定での子育てプラン、とかは現在とてもリスキーです。



 代表的には、介護リスクと災害リスクと経済危機リスクを考慮してない人が多すぎるように思います。




・親や祖父母にはまず介護は必要になり、でも国は社会保障は減らす方針である(あなたが何らかの形でみなきゃならない方向に流れは進んでいる)。


・東日本大震災以降意識されているように、また大きい災害は十分起こり得る。


・経済危機のトリガーも(いくつかのシナリオで)かなり現実的なレベルなので、例えばいきなりの失職などは十分あり得る。




 代表的なものでも、この三つは、十分現実的なリスクです。ちなみに僕は三つ目以外は既にほぼ一度経験した状態です。



 これらを想定した場合に、移動力がない状態というのは非常にリスキーです。




・介護が必要になった時に、親や祖父母を助けに移動できるか。その(介護)リソースを確保するために移動できるか。


・災害が起こったときに、一時避難などの形で移動できるか。


・今の職をいきなり失ったとして、次の収入源に移動できるか。




 こういう力があるかどうかです。


 そして、その上で、




「移動できる力はある上で、あえて自分の意志で移動しない」




 というのはまた大変尊いと思っています。



 いざとなったら介護をやめて暮らしていく力がありつつ自分の意志で介護しているのは例えば家族愛ですし、


 災害などで国土や郷土が大きいダメージを受けた時に、そこから避難できる力は持ちつつ、あえてその場で頑張ってみるというのは例えば愛国心であったり郷土愛であったりですし、


 いざとなったら別の職や収入源に移動できる力を持ちつつ、あえて今の会社、今の仕事を選ぶというのなら、例えば愛社精神や職業愛です。



 でも一方で、そこから移動する力がないのに、苦痛の中そこにいざるを得ないというのなら、それは現時点では支配され、あるいは搾取されている状態かもしれないということです。



 その意味で、ちょうど震災以降の方向性を模索しはじめて一年くらいになりますが、現時点での僕の解答は、ストック(固定的な力)とフロー(移動する力)を両立していく方向で力をつけていくのが一番よい(従来よりかなり広い意味で言葉を使ってます)、ということになります。



 これは僕もまだまだですが、多くの人たちがどちらかが足りていません。



 SNSなどの自分のメディアもあるし、コミュニケーション力(英語力など含む)も人脈もあるけど(フロー的な力)、肝心の移動するためにお金に換えていけるだけの、市場水準で通用する自分のこれだという能力(ストック的な力)がない、という人がいます。そういう人は、今からでも時間をかけて何か揺るがない固定的な自分ならではという力を身に付け始める必要がありそうです。また私的な精神面でも、移動する力はあっても、本当に愛する家族や愛着がある土地がない、というのもまた寂しい感じがします。フローに行きすぎても虚無感が生まれてしまう事柄というのも確実にあります。



 逆に、市場水準で十分にこれだという能力はあるのに、移動力が足りないために、例えば転職や、他の顧客とのお仕事などが中々考えられない、という人もいます。そういう人は、自分のメディア作りに投資するとか(SNS経由の採用が統計的にも(まだ海外中心ですが)増えています)、自分が活動できる市場の幅を広げるために英語に投資するとか、そういう時期が来ているのかもしれません。



 と、久しぶりに最近思っていたことをつらつらと書いてみました。僕もまだまだ生存戦略をやってる状況ですが、何とか厳しいターンを生き抜いていきましょう(^_^.

 相羽です。

 震災以降は、何か言うだけの人と、実際に行動する人が顕著に別れたと感じています。というようりは、もともと別れていたのが、僕の視点が更新されたので、個人的に目に付くようになった、という流れでしょうか。

 また、そういう視線は当然自分自身にも向けられますので、自分がやることで、ピンとくることとピンとこないことがだいぶ明確になってきています。ゆえに、できる範囲で「ピンとくる感覚」を大事にしながら行動していたい、という日々です。

 僕の新しい講座二つ(ビジネス系の最新のものと、英語再学習)、色々と優待条件が付く先行募集は本日(7日)までとなっております。本気でお届けする講座ですので、こちらをクリックで最後のご検討お願い致します。↓


相羽裕司の2011年夏季募集分講座について


 学び続ける人が沢山いる世の中が良いのか、学ばなくても何となく生きていける世の中が良いのか、というのは長年考えていたことですが、震災以降再考した結果、とりあえず現時点では学び続ける人が多い世の中を個人的には目指そうと思い至りました。

 何もしなくても魚が供給される世の中か、自分で魚を釣る方法を身につけていくのを尊いとする世の中か、という問いです。やっぱり、魚を釣る方法を学ぶことは尊い、という世の中に繋がっていく方がよいんじゃないか、と現在は思っています。

 個人での強力なビジネススキル+自由自在の英語力=最強、です。とりあえず現在くらいの世の中の状況なら、ですが。身につけられる機会に身につけてみてはいかがですか? と最後の勧誘をさせて頂きます(^_^;
 相羽です。

 英語再学習講座など、僕の新しい講座の募集が始まっておりますので、よかったらこちらをクリックして見ておいて下さい↓

http://www.unitedlanguage.jp/contents/11/
2011summer.html


 5月19日の記事で書いた(こちら)、米国債デフォルトの可能性の話、一区切りはついたようです(もちろん、まったくついてないとも言えます)。

 どうですか? その時書いた通り、日本国内TVメディアなどは七月後半になってからようやく報道していたかと思います。それでもあまりに本質に触れない報道に、これが現状の日本のマス(大衆向けという意味で)メディアの限界なんだなと、確認の気持ちでチェックしておりました。

 とりあえず日本の新聞、テレビよりは(まだ)だいぶいいということで、有名所でThe Economistの記事ににリンクを張っておいてみます。↓

Mutually assured destruction

 英語できるとようやくこれくらいの基礎情報は手に入るので良いですよ(^_^;

 あとは、もうオバマ大統領もTwitterやってるとかは知ってますか? 本人のパーソナルメディアで英語でダイレクト情報が発信されているので、そこから何段階も中間を挟んだ日本のメディアの報道を待っていては、遅いし、フィルターがかかりまくっている訳です。なんで日本の大手メディアは示し合わせたように同じニュースしか流さないのか、その意味を考えてみるのは少し意義があることかもしれません。

 また、英語のオバマ大統領のつぶやきも、ダイレクトに受け取ればいいというものでもないのも注意です。前回の大統領戦時は、非常にビジネス上も参考になるYouTube戦略をみせたオバマ大統領ですが、今回はTwitterを使う気まんまんです。相当戦略的につぶやいているのは当たり前で、それを読み解くには、結構色々な知識・素養が必要になります。

 まあ、何はともあれ、英語ができないとこういう話のスタート地点にも立てないという話でした。

 こっちはビジネスブログなんで、さすがに英語くらい当たり前だろという読者さんが多いかとは思うんですが、そう言われてみると学校英文法の「型」に単語をあてはめる程度でしか英語やってないかも……という方もいるかもしれないと思い、宣伝がてら少し書かせて頂きました。

 ではでは。今回はこれにて!