きてくださってありがとうございます!

 

 

今回もめっちゃ個人的な日記なので全然アレしてください!

 

先日は長女アミの小学校の卒業式でした。

例のごとく自分の服装に関してはどうでも良くて事前にちゃんと決めてなかったがために朝バタバタに。

 

いや、決めててんで?ナミの入学式の時の服って決めててんけど試着まではしてなくて。

 

当日着て見たら、なんかギュウギュウパツパツというか

 

腰回り!お尻!バーン!!

 

てなってて。

 

 

は?

 

 

て声出たわ。

 

え?どうしたん?服なんか変わった?(お前や)

 

何度鏡で見直してもKOB(腰回りお尻バーン)。本来セットアップの上の裾がヒラヒラと広がってお尻を隠してくれるのが売りのデザインのはずが、むしろ広がったことで一番目立ってますやんてなってて。

 

正味、親なんか誰も見てへんけど、脱いで上だけ変えたり下だけ変えたり、脱いで着て放り投げて脱いで着て……

 

夫が「もう先行くわ」と出ていき、もうほぼ私服でええわ!とようやく決めて家出ようとしたら

 

ブチッ

 

と音がしてヘアゴムが切れ。

 

セットがぁぁぁぁ…というほどのセットなんて全然してへんけど、すべてのアメピン引っこ抜いて結び直し。もっかいピンで留める余力なかったし、DAIGOさんご夫婦に頂いたヘアゴムをつけることで事なきを得ました。

 

ワコールの友達からもらった最強脱げないパンプスを履き(人生でほんまに脱げずに歩けるパンプス初めてかも)、会場に。

 

 

 

卒業式は絶対泣くんやろな…と思ってたけど、意外と大丈夫でした。

 

 

とはならんかったわ。

 

卒業生が入場してくる前、体育館に流されるスライドだけで「あ、アカンやつや」ってなった。

 

音楽とともに一人一人の顔写真と名前、保護者へのメッセージ。

 

「今まで大切に育ててくれてありがとう」

「美味しいご飯を作ってくれてありがとう」

「話を聞いてくれてありがとう」

「いつも応援してくれてありがとう」

「いつも味方になってくれてありがとう」

「まだまだお世話になります」

「中学校でも頑張ります」

「大好きだよ」

 

もうやめて。全然知らん、何の思い出もない子のメッセージで既にハンカチびしょびしょ。

 

自分が小6の時なんて病的な照れ屋やったし、こんなふうに親に向かって素直に御礼の手紙など書けた記憶がないねんけど、今の子って大人やな。

 

そして私は12年間、叱ったり反対したり、押し付けたりばっかりで、こんな御礼を言ってもらえるような態度でアミに接してあげられてなかった気がする。

 

周りほとんど泣いてないから恥ずかしいし、写真だけ見て文字は読まんようにし、頭の中で全然関係ないこと必死で考えて気を散らせた。(同じ保育園出身の友達は涙腺ガッバガバやから、こぞってボロボロ泣いてたけども)

 

 

卒業生が入場し、卒業証書の授与。

 

名前を呼ばれ「はい!」と返事する声の力強さよ。

 

「僕はプロ野球選手になります!」

「私は誰にでも優しくできる、まっすぐな人間になります!」

「僕は世界に羽ばたく建築士になります!」

「私はどんな時でも諦めず、努力できる人間になります!」

 

そんなに頑張らなくても、立派じゃなくても、生きてるだけでいいねんで、ていう気持ちもあるけど、この時って無理してるわけでもなく、ただひたすら純粋にそう思ってるよな。「自分はなれないかも」なんて思わんし、思う必要もない、若さと無限の可能性がキラキラしてて泣けてくる。

 

(とか言って実際「えー言うことないってダッル~」みたいな流れで書いたかもしれんけども!「私は石油王と結婚して一生ダラダラ暮らします!」とか言えるわけないしな)

 

在校生の贈る言葉、6年生の卒業の言葉を聞きながら、色々思い返してました。

 

 

6年間、長いようであっという間やったなあと思う。

 

入学前の学童3日目で一人称が「うち」になり。

(ててんてん天使のはね)

 

文字もちゃんと書けないまま入学したんで、毎日「ママ!今日カタカナ習ったで!」「「ツ」と「シ」ってめっちゃ似てる!」など嬉々として報告してきた1年生。

 

当時は学童で宿題をしてこないこと、そのままランドセル放り投げて遊びに出ること、プリントを出さないこと、忘れ物をすること、靴のかかとを常に踏んでること…あらゆることに毎日毎日怒ってました。(卒業時まで直ることはなく、私が諦めることを覚えた)

 

汗だくドロドロ、髪の毛ボサボサ、ランドセルぐちゃぐちゃなお転婆娘。

 

どのクラスも、どの担任の先生もアミは大好きやったけど、特に2年と5年で持ってくださったY先生には本当にお世話になりました。

 

ベテランの女の先生で、窓際のトットちゃんの小林先生じゃないけどアミの止まらない話を朝の時間、休み時間、放課後…毎日ひたすら聞いて下さって。

 

子どもの興味とか関心引き出すのうますぎるし、優しさも厳しさもあって、この先生がいなかったら今のアミの性格はないぐらい、まさに恩師です。(そして6年生の担任の先生もめちゃくちゃ良かった…)

 

懇談ではいつも

 

「天真爛漫で男子も女子も関係なく遊ぶ」

「さっぱりしてて群れない」

 

悪い所は

 

「字が汚い」

 

(Y先生は「頭の中に考えがいっぱい溢れて止まらなくて、書いてる時間さえもったいないんじゃないですか」てフォローいれてくれたけど、単純にまーーーーー雑。保育園から書道習ってるのに!)

 

近所の同じ保育園のお母さんたちにもいっぱい可愛がってもらって、クリスマス会、ハロウィン、お花見、遊園地にラウンドワン…私が仕事でも「アミだけ連れてくで!!」といつも連れていってくれて。

 

もちろん色々つらいこと、私が知らない所で傷ついたこともあったと思うけど、友達に恵まれ、親以外のたくさんの人に支えられて、いつの間にか勝手に成長してました。

 

最後は卒業生の歌。

 

体育館中に響く伸びやかな圧巻の歌声に、気づけばマスクびちょびちょ。

 

終わって横みたら夫がスーンと真顔で立って「そんな泣くとこある?」言うてたわ。人の心とかないんか。

 

(嘘やで。感動しても泣かない人なんぼでもおるで)

 

 

子供たちは始終笑顔で(ほとんどそのまま中学に持ち上がり)、最後は運動場で1時間以上写真撮影タイム。

 

もうええやろ、というぐらい撮ったあとに学童に行こうと誰かが言い、3~4年生まで毎日お世話になった学童の建物まで走っていきました。

 

学童の先生には親のようにみんな甘えてたし口のききかたも悪いし、ほんまに迷惑かけたと思います。

 

先生は大きくなった子どもたちにびっくりして「よう喧嘩したなぁ」とか「すぐ怒ってたけど沸点少しはあがったん?」など声をかけ、「会いに来てくれて嬉しい」と泣き、それを見て私がもらい泣きし、それを見て子どもたちは笑ってました。

 

 

めっちゃ長くなりましたが、ここから中学生。むしろスタート。

 

部活、思春期、友達関係、受験…これまでとはまた違う悩みがバンバン増えそうやし、傷つくことも自信無くすこともいっぱいあるやろうけど

 

手を離しても目は離さず…の時期を過ぎ、目を離しても心は離さず(て言うけどこれめっちゃ難しくない?)

 

たぶん何回も失敗すると思うけど、子どもをできるだけ信じて、ドタバタながらもやっていきたいと思います。

卒業おめでとう。

 

 

最後まで読んでくださって本当にありがとうございました。

 

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