祖母きよこの話と、漫画「ご成長ありがとうございます」の三本阪奈さんと対談しました。

きてくださってありがとうございます！

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新刊エッセイ本（カラーレシピ付き）「おしゃべりな人見知り」、料理レシピ本大賞2021のエッセイ賞を受賞しました。ありがとうございます＞＜涙

中身の紹介はこちらです。⇒御礼と中身の紹介です

syunkon日記　おしゃべりな人見知り [ 山本ゆり ]

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前にこの記事で、恐縮ながら帯の推薦文を書かせていただいた大人気漫画「ご成長ありがとうございます」の作者、漫画家の三本阪奈さんと対談しました！

思い切り開始時間を間違えてカレンダーに書いてて、アラームも10分前にかけてたのに、まさかの1時間後ろに間違えてたらしく、編集の方から連絡がきて、最初からめちゃめちゃ申し訳ないスタートでした…

でも阪奈さんは「そのおかげで緊張が解けた」と言ってくださって、そこからはもう、私が漫画の好きなところを機関銃のごとく説明。

あとから「しゃべりすぎた…！」と後悔したけど、ほんまに楽しかったです。

三本さんはまさかの10年前くらいからブログを読んでくださってて、祖母きよこのエピソードがすごく好きだと言ってくださり、そこから家族を題材にすることの悩みや葛藤、SNSへの思いや難しさなど色々語り合いました。共通点と共感の嵐。

ただただ何も考えず思い切り笑える漫画を描く、その裏には本当にたくさんの阪奈さんの配慮があるんだろうなと感じたし、優しさと、謙虚さの中にある芯の強さも大いに感じて、人柄込みでさらに好きになりました。

対談の記事はデイリー新潮に掲載されているのでもしよかったら観て下さい。

⇒三本阪奈さんとの対談の記事はこちらです。

そして今回の対談の話と、さらに私の2冊目のエッセイ本「スターバックスで普通のコーヒーを頼む人を尊敬する件」に載ってる私の幼き頃のエピソードを一部漫画にしてくださいました

！

幼いころの自分が漫画のキャラになってるってめっちゃ嬉しいですね。祖母きよこもきっと喜んでます！！しかもなんか可愛く書いていただいて恐縮です。

⇒「ご成長ありがとうございます番外編」　　短いので是非！

祖母きよこの有難迷惑な行動やぶっとび発言、わけわからん料理など、当時はめちゃめちゃ怒ったり泣いたり喧嘩したり散々やったんですけど、中学生ぐらいから友達にネタとして話すようになったんですね。

そうなると客観視できるし、ネタとしてみると笑えるから、自分のことも祖母のことも守れる気がして。

といっても高校、大学時代は認知症も加わって、毎日帰ってきてぐちゃぐちゃになった家、トイレ、食卓を掃除しながら泣いてたし、疲れたりイラつきすぎて絶対に言ったらあかん言葉を言いそうになったこともある。祖父母と同居って正直、温かいほのぼの大家族とは程遠い、しんどいことやぶつかることがすごい多いと思うんですけど（幼いころ、漫画や本に出てくるお団子頭にずれたメガネの着物姿の優しいおばあちゃんなんてこの世におらんやろと思ってたわ）

いなくなってから振り返ると思い出が愛しく感じ、笑い話になるのが不思議なもんです。

それに今思うと、母が夜間の大学に行ったり出張で海外にいったりしても常に祖母がいたから寂しくなかったし、「お腹すいた」と言えばオムレツ作ってくれたり揚げ菓子作ってくれたり、すごい贅沢やったんですよね。

三本さんも対談の中で、昔は次女のフミちゃんの個性的な性格を心配してたけど、漫画にしてみんなに「面白い」と言ってもらえたことで、この子の個性なんだなって見守れるようになったって話していらっしゃったし、前にこだまさんと対談した時にも、つらい経験も「いつか本に書こう」と思うことで楽になれたとおっしゃってたし

いっぱいいっぱいのときは一歩離れて客観的に自分の世界をみてみることや、人にネタにして話すことは、自分も他人も傷つけない対処法のひとつなんだと思いました。まさにその時は難しいですけど。

なんか秋やのに語ってしまいましたが（秋は語ったあかんのかい）、対談やコラボなどいろんな経験をさせて頂けるのは、ずっとブログを読んでくださってる方のお陰です。

改めていつも本当にありがとうございます！

そして先日のナミの誕生日のブログもコメントありがとうございました。

紙皿と紙コップの台座？これ。1～2分で作れるやつ。