きてくださってありがとうございます!

 

 

お知らせというか

 

お知らせなんですが(お知らせなんかい)

 

「syunkonカフェごはん」シリーズ1~3の台湾語版が発売されています。

こうこうこうさくこうかんたんてきけいしょくりょうり。(絶対に違う)

 

 

たぶん本の数は少ないので見つけることは難しいと思いますが

 

たまたま台湾に旅行に行かれたりして奇跡的に書店で出会えたら、温かい目で見守って頂けると嬉しいです!

 

 

ブログで書いたことはなかったのですが、実は海外版は3~4年前から、中国語版と韓国語版が先に出ておりまして。

 

海外版の出版に関しては私は何にもわからずノータッチなんですが

 

いつも最終的な原稿が送られてきて、一応間間違いがないか確認してくださいとだけ言われます。(どうやってー!(笑)ってなる)

 

1回だけ、数年前に「どこどこのページの表現が中国では伝わらないので書き換えてもいいですか」みたいなことを言われたことがあったんですね。

 

逆にそこ以外はそのままで伝わるんかと、むしろそっちにびっくりしたわ。(おそらくいい感じに変えてくださってるんやと思いますが)

 

その土地独特のボケとかジョークってそのまま訳しても絶対にわからんくない?

 

数年前に、外国語の日本語訳について思うことをブログで書いたんですが(⇒赤毛のアンや海外ドラマなどについて思うこと色々

 

自分の本をサラッとみただけでも

 

インド人もびっくり」とか「ケンシロウのごとく穴をあけて」とか「鮭のエッキス(数学教師)」とか翻訳する場合どうするんやろう。

 

台湾にもケンシロウ並みの穴開けキャラがいたらいいけども。(穴開けキャラっていうカテゴリー何)

 

 

それにしても、海外にまで本を置いて頂けるのは本当にありがたい話です。

 

実は今年の夏、初めて「syunkonカフェごはん」のデザインを担当してくださっているセンドウダさんにお会いしました。

 

7年間、まさかの一度もお会いせずに仕事をしていたんで。

 

私の本はレシピ本ながらめちゃめちゃ文字数が多く、吹き出しが大量にあるので、デザイナーさんのレイアウトや調整がとにかく大変で

 

さらに私は最初の原稿から、初校、2校、3校と出るごとに「本当にごめんなさいやっぱりここは・・・・」とコロコロ変えてしまうんで

 

最初の編集担当、伊藤さんには「もう駄目です」「二度と変えないで!」「センドウダさんじゃなかったらこんなの通らないよ!」「センドウダさんじゃなかったら山本さん切れられてるよ!」と言われ続けておりまして。

 

毎回本の制作ちゅう、センドウダさんに謝罪のメールを送ったり、「ここのページのこのデザインめちゃくちゃ好きですありがとうございます!!!!」という鬱陶しいメールを送ったりするんですが

 

いつも返信はこないんです。

 

 

でも数か月後、すべての作業が終わり、本が発売されてから

 

今回の本はどんな気持ちでデザインしてくださったか、どこで迷ったか、原稿でどれだけ笑ったかなど、熱いメールを送って下さって

 

いつもそこでジーーーンとしています。

 

そしてホッとしてもいます。(怒っていらっしゃらなかった・・・)

 

 

そんなセンドウダさんにお会いしたのは、7月、この記事(⇒昨日の話とNさんと。耳触りのいい言葉と。)で書いたラジオの収録のあと、これまでの本の打ち上げをした時です。

 

宝島社の局長の井野さん、藤定さん、今の編集担当の瀬尾さん、原川さん、出産後3年ぶりに復帰されたあの伊藤さん、Nさん(⇒Nさんの話。)

 

そしてライターの松田さん、カメラマンの松永さん、デザイナーのセンドウダさんが初めて全員集合して

 

東京のとあるビルの屋上のビアガーデンで乾杯しました。

人の姿載せろよ。

 

初めてお会いしたセンドウダさんは想像の数倍気さくな方で、色々身に余る言葉をくださいました。(センドウダさんも、当時の伊藤さんの厳しい要求で鍛えられたそうです笑)

 

デザイナーさんなんですが、原稿の書き方や写真の構図について意見をくださることもあるし、文字間違いの赤字をくださったりもするんですね。

 

ライターの松田さんも、スタイリングのアイデアまで書いてくださったり、出版までの細かいスケジュール管理に、私の個人的な愚痴や悩みもきいてくださるし

 

カメラマンの松永さんは1冊目からずっと一緒で山あり谷ありいろいろなことを共有してくださって(2人っきりで丸一日40品撮影したことも)

 

さらに私がどれだけいっぱいいっぱいになってもミスをしても包み込んでくれる菩薩の瀬尾さん、原川さんと

 

忘れられないぐらいたくさん叱ってくださり、教えてくださった伊藤さんと

 

どんなことにも全然動じないちょっと人間離れした藤定さんと

 

対照的にすべてにパワフルで、厳しいけれどもすごく人情派の井野さんと

 

発言の適当さに救われる天才Nさんと。

 

 

全員優しくて、個性的で、めちゃくちゃ仕事ができる方ばっかりで

 

もちろん私の本以外に、日々たくさんの本を作っていらっしゃるんですが

 

こんなにすごい人たちに支えられて御世話になって(他にも校正さん、営業さん、広報さん、印刷所の方などなど)1冊の本を作っているんだと思うと

 

改めて、ありがたいことをやらせて頂いてるなあと感じるし

 

ことさら本が大切に思えて、ちょっと泣きそうになります。

 

そして色んな人に、「山本さんのブログの読者さんは昔から良い人ばっかり」と言われて、やたらと嬉しくなりました。(本当にいつもありがとうございます)

 

 

長くなりましたが

 

どこまで本が増えたとしても、こちらとしては別になんにも変わらないので

 

10年前と同じスタンスで、できるだけ自由にゆるいまんまで

 

今これを読んで下さっている方1人に向かってブログも本も書いていきたいです。

 

 

このシリーズがいつまで続くかは誰にもわからないですが

 

できれば今後とも、ダラダラと、宜しくお願い致します。

余談やねんけど

 

左下の「本書・・・」から始まる文章、「失敗!」で終わってるやん。

 

『本書はなんちゃらかんちゃらでなんかもう色々作ったものの全部失敗!!』みたいでちょっと面白いわ。

 

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