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syunkonカフェごはん(6) [ 山本ゆり ]
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先日から、高校時代の女子バスケットボール部のムギの結婚式という、ごくごく内輪のできごとについてシリーズで書くという、とんでもなく個人的なブログをお送りしています。
☆新婦はムギコ(※本名)、新郎は小野妹子(※仮名)ですすめています。
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二次会は、駅からすぐ近くにあるお洒落なカフェでした。
子どもが産まれてから結婚式の二次会は全然行けなかったのですが
今回初めて女バス全員参加です。
かっちーが幹事で、女バスは受け付けと案内を頼まれていたため、早めに現地に到着。
お金の計算など私に任せると危険なため、さち、かじ、ゆみがやってくれて
私は座席に「A」とか「B」とかプレートを置いたり、椅子を並べ替えたりしていたんですが
ふと気づいたら私だけ何もしていなくて。
こういうことって昔からよくあるわ。
体育館の掃除とか、試合会場の設営とか、ハッと気づいた時にはそれぞれモップをかけていたり椅子を運んでいたりして、もうやることがない・・・みたいな。
これわかってくださる人いませんかね。サボる気持ちはさらさらないんです。むしろ与えられたら何でもやりたいんですけど、仕事を探すのが遅くていつも怒られる。でくのぼうやなと思う。(先日も保育園の懇談の後片付けでそうなったわ。パイプ椅子集める人、長机たたんで運ぶ人、席順カード集める人・・・サササッとみんな動いて、「あ、出遅れたどうしよ」みたいな)
そうこうしているうちにどんどん人が集まってきたので、チェキで撮影して席に案内。
開演し、キャンドルサービスで二人は入場しました。
そして披露宴ではやっていなかったケーキカットとファーストバイトに。
このイチゴって食べられるんかな・・・(確実にな。迷うなら老夫婦やろ)
ムギの笑顔が大好き。(そしてこの二次会のドレスめっちゃ可愛い)
1つ上の女バスの先輩方が一緒の席だったので
先輩が好きでたまらない私たちは、尻尾をふって先輩になついていました。(先輩は基本的にクールなのでたまに鬱陶しがられる)
先輩のテーブルで残った食事を「食べる?」と聞かれると、「いいんですか!?」「先輩食べないんですか!?」「ありがとうございます!!!」と喜んで自分たちのお皿にうつし、分担して全部たいらげるという後輩。何歳やねん。
ワイワイと飲んで食べて、チーム戦でゲームをして盛り上がり(女バステーブルは大量の麦チョコをゲット)
ムギが社会人になってから作ったバスケチーム、タンパリンズによる余興がありました。
タンパリンズ・・・・楽器のタンバリンと何か深く関係があるんかな。(それやったらタンバリンズにするやろ)
みんなユニフォーム姿で登場。
モー娘。の「あー父さん母さんヤイヤイヤー」を歌って踊り(ハッピーサマーウェディングや)、可愛さに悶絶したのも束の間
ノリがどこまでも男前というか、汚れでめちゃめちゃ面白くて。
いやこれ、文字では表されへんけど(和太鼓を文字で表したくせにあれやけど)
あの、興奮した場で、みんなを煽ってオッオッオッオッオッオッ・・・と声を集めてパワーを溜めて拳をかかげて全員でウェーーイ!!!て叫ぶやつあるやん。(ないわ。わかるか) あの男バスの試合なんかでよく見るやつ。
それをめっちゃ男前の子が低い声でやるんですわ。カッコ良い。付き合って欲しい。
社会人になってもこんな素敵な仲間に恵まれるなんて、さすがムギやなと思いました。(そして高校時代、試合で見たことのある選手が何人もいました。このチーム絶対強いわ。本気のやつやわ)
めちゃくちゃ盛りあがったあと、二次会の幹事からのサプライズ。
新郎新婦、それぞれのお母様から、ムギと小野への手紙がありました。
かっちー:代読させて頂きます。
小野のお母さんからの手紙は、小野は本当に運が悪く、家族で旅行に行く時にはいつも熱、もしくは高熱、あるいはケガ(穴に落ちるなど)をしていたことなどが書いてあり、めっちゃ笑ったんですが
すごく優しくて素敵なご両親のもとに育てられたのが伝わりました。
そしてムギのお母さんからの手紙です。(許可を頂いたんで掲載します)
『サプライズサプライズてどこまでサプライズやねん。隠し事をしないという我が家の約束を破って、こんな形で隠しまくってたん、ほんましんどかったわ』
のっけから会場爆笑で始まりました。またかっちーの代読がうまいんですわ。
お腹の中にいる時から迷わず「ムギ、ムギ」と呼んでいたこと。
無事生まれて、職場の人たちから「名前は何にしはったんですか?」と聞かれて、「そやからムギコ!」と言うと、しばらく無言やったこと。
『ひかりが産まれる前に、今度はみんなから「米子?粟子?ひえ子?」て聞かれた。
穀物シリーズは止めて「ひかり」と平仮名の名前にした。
「麦のひかり」と、焼酎姉妹というたら酒飲みには受けた。』
名前だけでこんだけネタがあるなんて羨ましい。
『子どもは親を選べないと言うけど
この2人は私たち親にしたら、大当たり。娘2人にしたら大はずれ。
「この机はもたれたらアカン。お父さんが蹴ったから足が壊れてるねん・・・」と客人に言う姉。
「立ち別れ稲葉の山の峰に生うる松としきかば今かえリコン」「リコン?」「リコン?」
と、そこの部分だけ過剰反応する妹。
この「麦のひかり」姉妹は、本当に劣悪な両親の環境の下、2人で力を合わせて、けなげに生きてきたと思います!
2人で1つです。
うな丼のうなぎを食べる姉、たれご飯を食べる妹。
鶏の皮を食べる姉、身を食べる妹。
焼き肉で肉を食べる姉、もやしを食べる妹。』
ひかりちゃん健気すぎるやろ。
『本当に2人で1人。2人で10人分の活動をしてきました。
親としては宝くじ大当たりの姉妹です。
ひかりは先にコウタ君という良き伴侶を得、そしてこのたび麦は小野君という良き伴侶と一緒になります。
これから山あり谷あり、長い長い人生を夫婦で歩んでいきますが、「麦のひかり姉妹」も、子どもの頃からのように力を合わせて、ずーっと変わらぬコンビで、仲良くしてください!』
そして・・・
『「麦ちゃんもひかりちゃんもかわいいのに、コウタ君と言い、小野君と言い、もうちょっとマシなん居いひんかったんやろか?」と、小野君の写真を見た90のイケメン好きの私の母が言いました。』
会場爆笑。
『「人間の顔やない」』
会場大爆笑。
『いえ、「人間は顔やない」!中身で勝負です!!』
『私は2人には母としてなにもできなかった。
けれど、だから、2人はたくさんの人に出会い、たくさんの人や友達から一杯一杯愛され、支えられ、いろいろな事を教えてもらって幸せな人生を歩んでこれたのやと思います。
今まで2人を支え、導いてくれた人への感謝を忘れず、またいろいろなところを支えてもらってください(笑)
人間は1人ではなーんも出来んよ。Nobody is perfect!!
みなさん、これからも「麦のひかり」姉妹を宜しくお願いします。』
・・・・・・・・・
もう笑えて泣けてしんどいわ。新郎をこれだけいじれる関係性よ。(かっこいいからできることやけども)
会場じゅうが拍手で包まれたあと
司会の人:ここでもう1つ、サプライズで、見てもらいたいものがあります。
と、スクリーンに映像を映し出しました。
(次回最終話、新郎からのサプライズに続きます)
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