「ピアノリサイタルー25年の時空を超えてー」
を聴きに行って来ました
毎年8月に、うちの市の国際音楽祭に来て下さっている小林真人さんの、
初めての自主企画コンサート
先日の「子どもワークショップ」で共演させて頂いた
山本晶子さん(パーカッション)・井尻兼人さん(チェロ)も出演されていました
25年前の高校2年生の時に、生まれて初めて作った曲が学園祭テーマソングに選ばれ、その時の歌声の録音が流れて幕が開きました
17歳からピアノを始めた小林さん。
プロとしては遅過ぎるスタートで、音大では劣等性。
苦労されたことも沢山あったようで、
必死になりすぎて、音楽を楽しむことを見失いかけて・・・。
そんな時、
ふるさとの八ヶ岳の森で、「思うままに曲を作って、感じたままに演奏したい・・・!」という原点に立ち返り、
オリジナル曲を作曲・演奏するスタイルに変わったそうです
1曲目は、そんな原点の曲「この場所から」
もう、心に深く響いてきて、
これだけで涙があふれてきてしまいました
ゲスト出演者とのコラボ演奏も盛りだくさんで。
高校時代の吹奏楽部の先輩、荻原隆さん(サックス)との楽し過ぎるセッション演奏
宙先案内人・高橋真理子さんの語りに合わせて、
「Space Fantasy Live」(宇宙の壮大な物語)の映像をバックスクリーンに映し出し、
「星の道を」の生演奏
この「Space Fantasy Live」は、こども病院や各地小学校での公演などもされており、子供たちに夢と感動を届けておられるそうです
そして、サーカス・叶高さんとの素晴らしいトーク&歌と演奏
叶さんは還暦とのことですが・・・かっこよすぎます・・・
小林さんが作曲担当されたプラネタリウム番組「戦場に輝くベガ」の演奏
オリジナル・ピアノ曲の演奏♪
(私が練習中の曲も!・・・どうしてあんなに心情豊かに、心に響く演奏が出来るのかしら☆)
「Shining Forest」では、バックスクリーンに森の風景+照明の木漏れ日で、
本当に森の中にいるような素敵な空間と音楽
「天花」では、薄い幕に雪が降りしきる照明効果など、
舞台演出・照明効果で、演奏が一層引き立てられていました
最後に、母校・日川高校吹奏楽部の皆さんも登場して、
「約束の星」と、
音楽の教科書にも載っている曲「You Can Fry!」
の大合唱&合同演奏
アンコールは出演者たち全員が登場し、
お客さん達も一緒になって、
会場全体で「明日を信じて」の大合奏&大合唱
もう、いっぱい感激して、いっぱい涙した、
本当に温かい想いにあふれた、素晴らしいコンサートでした
リサイタル後、ロビーでCD販売&サイン会。
長蛇の列に、一人ひとりへ感謝の言葉をかける小林さん。
隣に飾ってあるのは、ご家族からのサプライズプレゼントで、
この絵は2人の息子さん(4歳・小2)が、ピアニストのパパを想って描いてくれたのだそう・・・
うわぁ~、なんて愛情に溢れたご家族なんだろう~と、
胸が熱くなりました
演奏旅行などでなかなか家にいられない夫(父)のことを、
心から応援してあげているご家族の想いが、感動的でした
(最新CD「約束の星ー星といのちの物語」のジャケットデザインも、奥さんとお子さんが描かれたものです)
リサイタル後、小林さんは、
「もう、皆さんには感謝の言葉しか出てきません。」と。
今回のリサイタルを企画・運営してくれた仲間たち、
受付などのスタッフや、沢山の共演者たち、
ホールスタッフの皆さん、
遠くから聴きに来てくれていたファンの方たちなど、
本当に、温かくて優しい人たちに囲まれているのを感じました。
小林さんの温かくて魅力的な人柄が、素晴らしい人たちを引き寄せているのでしょうね
私も、そんな魅力的な人になりたいな、と思いました。
本当に、何度も感動で胸がいっぱいになった、
素晴らしいコンサートでした
このリサイタルの演奏の一部が、
YOU TUBEにアップされていますので、ご紹介します
小林真人さん作詞作曲「明日を信じて」 (音楽の教科書にも掲載)
あさご国際音楽祭ファイナルコンサート(8月9日・台風で中止)で私たち市民合唱団も歌うはずだった曲です。
サーカスの叶高さんの深みのある歌声
後輩の日川高校吹奏楽部(今年の吹奏楽コンクールで西関東大会出場!)の皆さんによる大合唱&大合奏が本当に素晴らしいです・・・
感動がよみがえります
「月下の楽園」
ピアノ曲ですが、最後のクライマックスに合唱が重なるのが感動的です
ピアノを弾きながら旅をする・・・、
絵本「オオカミくんはピアニスト」を思い出します
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