今日はSLAM DUNKネタはおやすみですニコニコ


息子の成長ホルモン治療の話になります。
興味ない方はスルーしてくださいね。

いつもとはかなりテイストが変わるのと、
やや長いです💧




毎年秋に、息子の成長ホルモン治療の記録を残しております。

現在中学3年の息子は、
5歳で「SGA性低身長症」と診断されたいきさつがあり、
毎晩寝る前にホルモン剤を注射しています。

治療は丸9年が経過しました。
時々過去の成長記録の記事へアクセスがあるので、
同じような治療をしている方、これから始めようか検討されている方の参考になればと思い、今年も記録を残そうと思います。


※過去9年分の記録は
アメブロ内のテーマ「成長ホルモン治療」
のカテゴリーに全てまとめております


時々身長についてDMもいただきますが、
お子様によりそれぞれ身体は異なると思いますので素人ではなんともお答えしかねます。
ぜひ専門医へのお尋ねをおすすめいたします。

身体の成長の基準では「SD」を用いてます。

医療的な説明は合っているかやや不安なため、さわり程度としています。




身体の成長記録


◎出産は37週。
妊娠高血圧症候群、ヘルプ症候群で緊急帝王切開で出産。
2034g
42cm
新生児仮死状態でしたが蘇生され、3週間弱入院し、
以降小柄なりにもすくすく成長しました。


◎3歳の時に、こども病院の内分泌内科(たしか)を受診しましたが、
その時は視診とかなり細かい問診のみで、検査入院などまでは至らず、様子見で見送りとなりました。


◎5才5ヶ月(保育園年長の夏)、治療開始時
→身長98cm 
体重13kg 
-2.6SD
※年長組の時は年少さんと同じくらいの背丈

◎6才5ヶ月(小学1年生)
→身長107cm 
―1.8SD 
※小学校入学時の身長は103㎝だったと記憶する。
入学準備では、とにかく1gでもより軽いランドセルを探し求めた

◎7才5ヶ月(小学2年)
→身長114cm 
―1.4SD 

◎8才5ヶ月(小学3年)
→121cm 
―1.1SD

◎9才5ヶ月(小学4年)
→127㎝
―0.9SD
※背の順が、ぶっちぎりの一番前ではなくなってきた

◎10才5ヶ月(小学5年)
→133㎝
-0.9SD

◎11才5ヶ月(小学6年)
→138㎝
-0.9SD

◎12才5ヶ月(中学1)
→144cm
31.0kg
-0.9SD
※中学入学時は約140cm

◎13歳5ヶ月(中学2)
→149cm
34kg
ー1.2SD
※伸び率がやや低下ぎみとなる

◎14歳6カ月(中学3)
→158cm
42kg
ー1.2SD

※今現在160cmですが、クラスの男子の中では一番小さいです


5歳ではー2.6SDでしたが
3年後にー1SD程度になりました




1年間の伸び


1年目→ 9cm

2年目→ 8.5cm

3年目→ 7cm

4年目→ 6.5cm

5年目→ 6cm

6年目→ 5cm

7年目→ 6cm

8年目→ 5cm

9年目→ 8.5cm


治療開始直後はよく伸びました。



現在治療は10年目となりました。
治療薬はファイザー社で、要冷蔵です。
毎晩お腹かお尻に注射を打ちますが、注射を休むと成果が顕著に表れるので、
体調不良で高熱などの時以外は注射を休みません。
要冷蔵の薬の保管も慎重なため、滅多に外泊もしません。

第二次成徴に入り、前年よりも伸びが良くなってます。
ラストスパートをかけてあと2年くらいで伸びるだけ伸びて欲しいところです。




中学生となり、思わぬ弊害が出ることとなります。

中学へ入り陸上部で長距離を走っていた息子。
スポーツの中で長距離走は身体を酷使する部類に入り、
年中筋肉痛だったので肉体疲労の修復にエネルギーが要り、身体の成長は二の次となってしまった。

夏で部活を引退し、筋肉痛がなくなるため母は成長促進に期待してたのですが、、、
ここで次の弊害に当たります。

高校受験に向けて勉強に集中する運びとなり、
塾の帰宅が遅く、これまでよりも睡眠時間が更に減ることになりました。
最低8時間の睡眠を守れてたのが、
現在は7時間取れないほどになってます。

そして、帰宅後に夕飯を食べるため太りやすいのと、内臓にも負担になるようです。
部活の引退で運動量もかなり減り、急に体重が増えました。

夜ご飯は糖類(米)を減らす策をこうじてるのと、
元々運動は好きなので日曜などは公園で友達とサッカーをしたりとなるべく身体を動かしているようです。




成長ホルモン分泌は寝てる間に活発になります。
身長(骨)が伸びるのは、骨と骨の継ぎ目の「骨端線」(こったんせん)が要因です。
ここの骨がまだ未熟で出来上がってない間は、伸びしろがあるという事になり伸びますが、
成長が止まり骨端線が固まってしまうともうほとんど伸びません。
現在息子の骨年齢は、実年齢よりー2歳くらいです。




資料お借りしました




身長の伸びに大切なのは、
食事(栄養分)、
運動(身体を動かす)、
睡眠(成長ホルモン促進)。

一見すると当たり前のように思いますが、
毎日きちんとできているかとなると、一般的にはどうでしょうか。



睡眠時間が減ると、身長の伸び以外にも影響があることに気付きます。

寝不足で免疫力が低下したのか、風邪を引きやすくなりました。
夏に発熱、10月にインフルエンザ、11月に風邪を引いてます。
ここまで体調不良が多いのは、幼児期以来のことです。


睡眠時間が減るからといって、受験前の大事な時なので塾を辞める訳にもいかず、
3月の受験が終わるまでは睡眠時間が7時間となりそうです。
土日などは朝アラームを付けずに好きなだけ寝かせてますが、
陸上部の長距離と受験が思わぬ弊害となったのは事実です。
他の部活ならもう数cm大きくなってたかも?!(笑)

高校生になっても勉強や部活で多忙になると思うので、
必ず7時間は死守したいところ。



毎晩、息子に注射をしたあと
「のび太みたいに5秒くらいで寝てね」
と言うのが母の口癖ですね(笑)
(のび太は3秒です)
睡眠時間が減ったのなら、より質の良い睡眠を取って欲しいところですが。




基本的な食生活は、我が家はここ数年変わってません。
食事は薄味の和食中心で、たんぱく質多めを意識してます。
腸活、などが流行ってますが、我が家は10年以上前から腸活です(笑)
ちなみに我が家には電子レンジがない、マッ○へ行った事がないレベルの無添加ナチュラル生活です。
最近はユルくなってきてますが。
牛乳は7~8年は購入してないですが、給食では飲んでます。

なるべく超加工食品は控えてましたが、私が帰宅する前に塾へ行くので、
時々カップラーメンを食べることもあるようです。
これまでほぼ食べてこなかったので新鮮で美味しいと感じるみたいで(味が濃いから?)、
絶対NG → 世間にも合わせていかないとなので、たまにはいいかなと思うようになりました。

おやつは無添加ぎみのものやミックスナッツをよく食べてます。

基本、お茶より水を好みます。
ジュースは年に数回、乾杯の場面で飲む程度ですが、
体調不良の際はポカリなども飲んでます。
チョコレートなどはカカオのダークビターなど甘くないチョコしか知らなかったため、あまり好みません。

注射は遺伝子組み換えの人工的なものなので、
変な食べ物(笑)は食べさせないようにしてます。



身体が出来上がる高校生までは、口に入れる物にこだわるつもりです。
自ずと家計のエンゲル係数は高いですが、今は仕方ないですね。

サプリメントや成長グミはほとんど食べてません。
過去にセノ○ックや成長グミを1度づつ購入した事がありましたが、習慣化せず、いずれも完食せずじまいでした。




間もなく、住んでいる自治体の子供の医療費控除が高校生までとなりそうです。
中学卒業後も治療を継続する気配があるため、
保険が適用とそうでないのは大きな差があるので我が家にはとてもありがたいです。

身長の目標は、とりあえず息子の父親と同じ171cm、
理想は175cm。

成長期が終わる17歳くらいまでの2年間で、
あと約15cm伸びるかどうか、皆様見守っていてください。








母の私感



成長ホルモン治療が9年間も続いてる、いち我が家のケースですが、
ホルモン治療をしたからといって、今のところ劇的に身長が伸びてる訳ではありません。
息子は元々かなり小柄だったので、標準の中に入った程度です。
それでもとても安堵しています。


治療は日々休みなく続くので、付き合う方も大変だとは感じますが、その分成長した結果に救われます。
自宅での治療とはいえ、治療は主治医の管理下にあるため、気軽に止める事はできません。



私がスラムダンク沼に落ちて以降、アニメの世界とはいえバスケットマンは高身長が多いので、人の身長に更に敏感になりました。
バスケW杯の代表選手達の身長も覚えるほど執着してしまい、周りから軽く引かれた事もありますね(笑)

日本代表で横浜Bコルセアーズの河村勇輝選手(172cm)は試合中小さく見えるんですが、
日本人男性の平均身長くらいなのでコートを出れば小さくないんですよね。
更に小柄な千葉ジェッツの富樫選手(167cm)の活躍や身体能力は、
W杯でもBリーグでも大きな選手を相手に本当に素晴らしいと思います。

たかが身長。
されど身長。

身長で悩んだ事がない方には、なんてことのないテーマかもしれませんね。

人の魅力は身長だけではないのは重々理解してます。
私自身が背が低い事でこれまでの人生の中で大きなコンプレックスとなり、
持っている実力を十分発揮できなかったり、大きなチャンスに踏み切れなかったりした事がありました。
更には子供の頃から、身長がらみの事で人格形成にも影響があったと今では思ってます。

息子にはそのような事がなく自信をもてるよう、少しでも将来の可能性を伸ばしてあげたくて始めた次第です。

9年は長かったですが、治療は子供のうちしかできない期間限定で、いつか終わりがあります。
今が成長期のラストスパートであり、
間違えなくここがポイントだと思ってます。









これまで治療の励みとなってきたのは、
息子の身長の伸びの成果もありますが、
息子の好きな事を増やし、母も一緒になって本気でやってきた事でしょうか。
電車、プラレール、レゴ、外遊び、絵描き、漫画、、、、

治療が9年なので我が家の子育てにそのまま直結してますが、
それら全てが息子がくれた「思い出」という宝物になるんだと思います。
身体以外の部分の成長も励みですね。

思春期真っ盛りですが、
自分ではどうにも怖くて注射できないため、いまだに毎晩母にお尻を出してくれる14歳の息子です。




ホルモン治療と成長期の相互効果はいかほどか。

1年後にいい報告ができるといいのですが。








最後までお読みくださり、ありがとうございます。