自宅ゲーム会564 モンスターへクス 他 | とりあえず日々ボードゲーム

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日本の片隅、島根県の浜田市で日々ボードゲームにはまっている管理人が、とりあえずボードゲームについて色々と書いていく(予定)のブログです。

令和6年5月8日

 

 さて、4月末の芋の帰省以来平日にしても休みにしてもボードゲームができるというボーナス期間が続いていましたが、翌日には帰るということもあって、最後となる本日は2ゲーム程プレイをしています。

 

☆モンスターへクス

○概要

作者:かぶきけんいち

対象年齢:9歳以上

対象人数:2-4人

標準時間:30-45分程度

 

 何だかんだと新作を購入しているGAMENOWAさんのゲームマーケット春の最新作でタイル配置による陣取り系タイトルです。

 

①手番になるとタイルをひとつ配置します。この時、既に配置されているタイルに隣接かつ、隣接しているもののひとつと配置するタイルの辺の数値が一致していなければなりません。

②タイルを配置したことで周囲が埋まった小魔石、大魔石それぞれで接する辺の数値のマジョリティにより獲得を判定します。

③魔石は各プレイヤーと同じ色であれば追加得点を受け取れます。

④これらを繰り返し、タイルが全て置かれるとゲームは終了です。最も多くの得点を獲得したプレイヤーの勝利となります。

※ヴァリアントとして勢力毎に特殊な能力を持つもの、目標カードによる秘密裏の目標の設定があります。

 

〇プレイ経過

 管理人が赤、芋が黄、準備中に乱入してきた長女が青となりゲーム開始時の様子です。途中で写真を撮り忘れていたので…

 

 ゲーム終了時の様子です。序盤から中盤あたりまで3人が並んでいましたが、上手く得点を重ねた芋が徐々にリードを広げていきます。管理人や長女も途中大きく稼いだ魔石はありましたが、芋には届かずそのまま逃げ切った芋が勝利となりました。

 

〇評価

 勇者に倒され空席となった魔王の座を巡る四天王の争いをテーマにしたボードゲームで、6方向の辺のそれぞれに異なる数値の描かれたタイルを魔石の周囲に配置しマジョリティを競うタイル配置系となります。

 特徴的なのはタイルを配置する際に必ず隣接するタイルの内1枚と数値を一致させないといけないという制限があるところで、マジョリティの関係上魔石の方向へ数値の高い辺を向けたいのは当然なのですが、空白の辺へ数値の高い辺を向けることで他プレイヤーがタイルを配置することを妨害する意味がうまれています。タイルを配置したいでも隣接に一致する面を向けると十分な数値にならないというジレンマが考えどころとなっています。

 それと、ある意味基本ゲームでいうと変わったところはそこくらいなのでルールは分かり易いですし、配置もあくまで隣接に制限されるのでみるところも絞られ、悩ましいながらもテンポよく進むようになっているというプレイアビリティの高さもいいところだと思います。

 大きく気になったというところはありませんが、ヴァリアントなしだと若干シンプル過ぎるところはあるかもしれません。管理人自身も今回は使用しませんでしたが、ヴァリアント自体両方追加してもそれほど難しくはないのため、ある程度ボードゲームに慣れた人であれば初めから両方導入した方がより楽しめると思います。

 

 

 ここで長女が抜け、最後に芋とこちらの1ゲームをプレイしています。

 

☆Hagumi!!Beginning

○概要

作者:ひろ

対象年齢:13歳以上

対象人数:2人

標準時間:5-30分程度

 

 メカ少女の司令官として適切に部隊を指揮し勝利を目指す対戦型のカードゲームです。

 

①手番の最初にダイスを振って対応するデッキからカードを受け取ります。この時ゾロ目であれば追加で1枚のカードを引くことができます。

②手札からカードをプレイします。プレイコストはそれ以外の手札で、兵装を場に展開した場合はプレイコストをそのままその兵装の燃料にします。

③手元の兵装ユニットで攻撃対象を宣言します。攻撃の宣言には燃料が必要となります。

④防御側は燃料を支払うことでユニットで反撃をしたり、攻撃対象以外が防御に割り込んだりすることができます。この時、コストが支払えれば防御側の兵装を展開することもできます。

⑤攻撃や反撃の結果、体力を失ったユニットはゲームから除外します。

⑥戦闘を終えると、燃料を1ユニット補充をするとともに、追加で手札を燃料として補給を行うことができます。

⑦これらを交互に繰り返し、相手側の体力を全て奪うと勝利となります。

 

〇プレイ経過

 ゲーム開始時の様子です。

 

 序盤に低コストのユニットで先制した管理人でしたが、中盤は一進一退という感じで進みます。

 

 しかしながら、最高コストの陸上戦艦暁を登場させることに成功し、高い防御力と全体攻撃能力を持つ暁で体力を削っていきます。

 芋は芋で強力な双胴戦艦太陽山を生産し、貫通攻撃でこちらの体力を削りダメージカードがなくなるという状況まで追い詰められましたが、何とか太陽山を撃破したことで事なきを得ます。最後は暁の攻撃を防ぎきなかったことで芋の敗北となりました。

 

〇評価

 荒廃した世界におけるメカ少女たちによる生存競争を扱った対戦型のカードゲームです。

 毎ターンダイスによって決定される作戦と武装という2つのデッキからカードを引き、少女を召喚したり作戦の効果を活用して殴り合います。攻撃には威力だけでなく射程や範囲、燃費といった様々なパラメーターが設定されてあるのが特徴で、射程が長いほど先制できますし、範囲が多ければ多くの敵を攻撃できるとともに燃費が良ければそれだけ連続して使用することができます。燃料と燃費の要素はあまり見かけない要素ではありますが、敵の攻撃に対して割り込もうとした際にも燃料が必要となることもあって、相手のユニットがどの程度燃料を所持しているかというのは威力や射程と並び重要な要素で、これらのパラメーターを踏まえた攻防の駆け引きが特徴となっています。

 ユニットである武装カードの情報がデザイン重視なところと文字の小ささで視認性が少し悪く、もう少し必要な情報が見易ければよりよかったかなというのはありますが、大きく気になったというほどでもなく、手軽に殴り合いを楽しめるタイトルになっていたと思います。

 

 

 ここで時間となり本日というか今回の芋の帰省に合わせたゲーム会は終了となりました。

 

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