令和6年5月4日
やまが帰宅し夕飯を挟んだところで、芋の希望で入手していたことらのタイトルをプレイします。
☆Slay the Spire:The Bordgame
○概要
作者:GaryDworetsky&AnthonyGiovannetti&CaseyYano
対象年齢:14歳以上
対象人数:1-4人
標準時間:90分程度
塔の最上階をめざして突き進むデッキ構築によるターンベースのハック&スラッシュという感じの有名な同名デジタルゲームを協力ゲームとしてボードゲーム化したタイトルです。
①パーティーの移動先を選択します。
②選択先に応じて、戦闘、イベント、売買、キャンプによる体力回復もしくはデッキの強化を行います。
③戦闘は出現した敵ユニットに対し味方パーティーが手札を使用して攻撃の実行や防御の準備等を行い、敵ユニットが攻撃を行ってきます。
④味方の攻撃はどの味方に対応している敵にも実行できますが、反撃はそれぞれの敵が対応している味方に行われます。
⑤手番の最後に手札を補充しますが、この時に手札が尽きていると捨て札から山札を再構築します。
⑥戦闘に勝利することでカードの獲得や資金、ポーション、ボスやエリートであればレリック(様々な効果を持つ宝物)を獲得したりできます。
⑦これらを繰り返し、各レベルの最奥に位置するボスを撃破すると次のレベルとなり最後の階層を突破することで勝利します。なお、階層をクリアしたところであればゲームを中断することもできます。
〇プレイ経過
管理人が純粋な攻撃能力に優れるアイアンクラッド、毒による継続ダメージとナイフによる手数で攻めるサイレントを芋が担当しゲーム開始です。
序盤は順調な走り出しでしたが、中盤で挑んだエリートに大苦戦。両者ぎりぎりのところで撃破となります。
何とか辿り着いたレベル1のボス相手では順調に削り…
体力的に厳しいところはありましたが分裂後も撃破し攻略に成功します。
そのままレベル2に挑戦します。
最初のエリートを相手に苦戦はしましたが、レベル1のボス撃破の際に手に入れた「脳天割り」をダメージソースに攻略します。
しかしながら、調子に乗ってもう1体エリートに挑んだのが失敗。手札に恵まれず、僅か1点撃破に届かない状態で管理人のアイアンクラッドがエリートの攻撃に倒れ敗北となりました。
〇評価
デッキビルドをしながらダンジョン踏破という同名のデジタルゲームをボードゲーム版として再構築したタイトルです。
もともとのデジタル版自体がデッキ構築によるターンベースのハック&スラッシュという感じのゲームなのでボードゲームにした時のイメージはつきやすくコンポーネントの工夫などでほぼそのまま再現しているところは見事ですね。加えて、もとはソロゲームでしたが、アタッカーやサポートの役割が出るような形で協力ゲームとなっていて人と人が集まってプレイすることにきちんと意味があるような形になっているのもいいところだと思います。
コンポーネントの多さからどうしても準備や片付けに手間がかかるところはありますし、処理を全て人手で行うことからプレイ時間もかかります。一人プレイには対応していますが、元のデジタル版が2,000円くらいで購入できるということもあってソロプレイしか行わないのであればあえて購入することはないかなというのもあるものの、スレイザスパイア自体が非常に面白く集まってプレイできる環境があるならば本作も非常に楽しめるタイトルになっていると思います。
ここで時間になり、本日は終了となりました。