自宅ゲーム会 番外38 マーベルゾンビーズ  | とりあえず日々ボードゲーム

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日本の片隅、島根県の浜田市で日々ボードゲームにはまっている管理人が、とりあえずボードゲームについて色々と書いていく(予定)のブログです。

令和5年12月30日

 

 年末に訪れた仕事のなんやかんやで1日遅れの仕事納めを終えようやく年末休暇に突入した本日例年ならば年始を含めてゲーム会を詰め込むところ…今年はメンバーの都合が合わず気づけば先週が既にゲーム会納めになっていたという事態。そんなわけで、時間が空いてしまったので年始に向けた準備をしつつ空いた時間にソロプレイです。

 

☆マーベルゾンビーズ

○概要

作者:FabioCury&MichaelShinall

対象年齢:14歳以上

対象人数:1-6人

標準時間:60分程度

 

 「ゾンビサイド(「自宅ゲーム会51 後半」を参照。)」シリーズの新作でタイトル通りマーベルヒーローズが参戦したタイトルですが、ゾンビ化したヒーローたちを操り人類を襲撃するという感じに立ち位置が入れ替わっているのが特徴となっています。

 

①プレイするシナリオを設定しセットアップを行います。

②ラウンドの初めにまず全員の飢餓レベルをアップさせます。飢餓レベルは上がれば上がるほどキャラクターの攻撃能力が上昇しますが、レベルが上限になると行動の制限が入るとともに継続ダメージを受けてしまいます。

③手番になると移動、戦闘、能力の獲得などのアクションから3アクションを実行します。

④戦闘はダイスを振って攻撃を行います。捕食というアクションにより敵を捕食して飢餓レベルを低下させることもできます。

⑤敵を倒すと経験値が入り、レベルが上がると新たな能力が解放されます。ただし、その分だけ敵の出現率も上がります。

⑥全員のアクションを行うと敵が移動、もしくは攻撃を行います。

⑦敵の行動を終えるとカードをめくって敵の出現を処理します。

⑧これらを繰り返し、シナリオごとの勝利条件を達成すれば勝利となります。

 

〇プレイ経過

 ソロプレイなので4人の元ヒーローを操りチュートリアルシナリオをプレイします。

 

 さすがにチュートリアルだけあって敵の攻撃に激しさはありません。

 

 目標となる脱出口の前で若干危うい場面はあったものの、ハルクの猛攻で蹴散らし…

 

 そのまま脱出に成功したことで勝利となりました。

 

〇評価

 基本システム回りはほぼ「ゾンビサイド」なのでそちらの評価を参考にしていただければと思いますが、タイトル通りマーベルのヒーローたちが参戦しています。ただ、ヒーローたちを操ってゾンビを倒すではなくゾンビ化されたヒーローを操って一般人を…とゾンビサイドシリーズの一作ではありますが設定的には真逆でというのが特徴的なタイトルです。普段のシリーズですとまずは武器を集めないと勝負にならないのですが、さすがに本作のプレイアブルキャラたちは腐っても元ヒーローらしく武器など持たなくても十分強く迫りくる特殊部隊を次々と蹴散らすことが可能となっています。

 また、飢餓という仕組みが設定らしいところでゾンビ化したヒーローたちは定期的に人類を捕食しその飢えを満たしていくことが求められます。単純なペナルティではなく、飢餓が上昇するとそれに合わせ攻撃力が上がる半面上がりきると行動に制限が入るというのが難しいところで、この辺りの調整を如何にしていくかというのは考えどころとなっています。

 あと、シリーズが進むほどに豪華&扱いやすくなっていくコンポーネントはいいところだと思います。

 その一方で、立場を真逆にしたという興味深い設定やそれらしい仕組みが導入されているものの、実際のプレイ感は襲い来るのがゾンビから人類(特殊部隊や元仲間のヒーローたち)に変わったくらいで、思った以上にゾンビサイドから変わっていなかったのは気になりましたね。

 とりあえず、ゾンビサイド自体が面白いのでこれはこれで十分に面白いのですが、せっかくここまで変えたのであればもう少し違ったプレイ感があってもよかったかなと思えるタイトルでした。

 

 

 ここで時間となり本日は終了となりました。

 

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