愁的修道見聞録。 -5ページ目
おおよそ10年前の自分は
10年後の自分がこんな状況になってるとは
予想だにしなかっただろうなー。
確実に今、言えるのは
鬱屈とした溜め込んで我慢して
違和感と疎外感を抱え込んでいた
あの頃の状況からは脱している
と言うこと。
過去の自分に託されたものは
何一つ叶えられてないけど
ここに至るまでの経緯で
様々なしがらみから解き放たれた。
今の状況と思考力と知識は
揺るぎない所まで辿り着いている。
あの頃に追い求めていた自由は
今、謳歌している状況だから
数十年にわたる過去の鬱屈たちも
快く成仏してくれただろう。
あとは人生をゆっくり消化していくだけ
愁
人類の進化
歴史の変遷
繰り返しては淘汰され
また新たに創生される
文字が発明され
音声で交信して
映像を記録する
新聞・ラジオ・TVが
隆盛して時代を牽引し
時代と共に衰退してゆく
新たに
Twitter(X)が文字情報の
中心を牛耳り世に拡散し
音声アプリが一方的発信から
個々の双方向交流へ加速させ
YouTubeが玉石混交の情報
真偽全てを担う役割を得た
人の本性本質も
時代歴史と共に
変われた者から
名を馳せてゆく
それでも
行動が理に基づき
信念が義に通じる
中心をぶらさずに
歩みを止めない者
共に高め合えて
変化を受け入れ
合理を理解して
発想を構築する
変えるべきでない本質を
貫ける感性が次世代へと
引き継がれ繋がってゆく
得てして
過去の栄光に執着して
他人を妬み蔑み蹴落とし
地位を固持する者達は
次第に淘汰されゆく運命
本性悪は
完全に消え去ることは無いが
今の文化文明が進むほど
負感情の類は減少の一途を辿る
大いなる飛躍などない
着実な1歩1歩が
人を新たに進化させてゆく
愁
忙しなく走り往く人々
それらを眺める悠々と
人としての営みは
充実した日々を送ることか
はたまた
悠久穏やかに時を過ごすか
どちらを選択したとて
幸福があり苦悩がある
どちらかひとつ
選ぶ必要もない
その両極を識り
時々に合わせて
より良き選択に
当て嵌めるのみ
愁
当初の計画予定通り
想定してた範疇界隈
軌道上を回遊しつつ
日々の戯言片付ける
今まで無視の対象が
今では憂慮な顧客達
優良な質を求めても
潜在価値は上がらず
思惑を浸透させつつ
流儀を周囲に拡散す
張り巡らせた緊張感
今宵も饗宴を競演す
愁
草鞋を編む
ひとつひとつ
丁寧に
仕上げ重視で
迅速に
型崩さぬよう
入念に
見栄え重視で
艶やかに
世に様々な草履が出回り
消費され履き潰される
長年履き続けられ
愛用される草鞋もあるが
それは稀で希少
数多の草履が淘汰され
また新たに作られてゆく
その工程を理解して
生産者となるか
消費者となるか
はたまた
販促者となるか
製造者となるか
選択の優劣は
己の力量次第
愁
今まで培ってきた知識
人々の行動心理と原理
見て聞いて実体験してきた
からこそ導き出される仕組
施行する前の思考の試行
仮定条件下で過程に確証
置いてきた布石が
築いてきた人脈が
集大成となり結果を導く
思惑通り
想定の内
机上の空論だったものが
明確な数値で成果を示す
稀代の名軍師参謀達の
戦況掌握するあの感覚
その一端を体感できた
ことに対する快楽愉悦
既存勢力の体たらく
なし崩し的談合社会
泥濘に絡め取られて
地を這いずり土握り
見上げ焦がれた天空
今一度
鳳は飛翔す
愁
情報を知る者
情報を知らぬ者
情報に騙される者
情報に躍らされる者
情報を拡めたい者
情報を隠したい者
情報で壊したい者
情報で護りたい者
対立の最中には
様々な情報が交錯する
受け手側でいるものは
無闇に盲信すること無く
過去の経緯と結果
確定した事象と評価
照らし合わせ精査し
己の判断を確立せよ
愁
段々と次第に
現状の容認と
平穏の日常を
受容し始めた
受け容れてしまえば
いとも容易いもので
己の一部と成り往く
高みを望まず
されど
日々に湧き出る
小さき欲求を昇華し
慎ましくあり
されど
要なるものには
堪えることなく
かつて望んだ
数多ある未来像
のうちの一つを
謳歌してゆく
骨休め
箸休め
休を経由し
ゆるりと日々を
堪能す
愁
どんなに耳障りの良い言葉も
前向きな変革を志す人々も
時代時代に生きていて
その都度言われてきた
内容の焼増し繰り返し
裏を返せばつまり
正義を振りかざすに足る
悪しき政治や情勢が
蔓延し継続してきた証明
更に表返して理解するなら
支配者層は搾取する側で
市民国民はされる側
自明の理であり当然の構図
一方の正義が
他方からの悪
悪政側が
打倒され転覆され
他方が主権を握ろうとて
それは頭の挿げ替え
幻の民意など
果たされよう筈もない
むしろ
市民国民に更なる苦行を
強いる可能性すらある
どこかの民でいる限り
絞り続けられて朽ちるのみ
生きやすさを求めるのなら
権力を握るか
権力に縋るか
それとも
浮世を離れるか
愁
静観できぬ愚集
達観できぬ衆愚
扱う道具は変われど
使う本性は変わらず
時軸は動き続けても
人の本質は好転せず
百年周期の繰り返し
演者と舞台の衣替え
愁